こーいった歴史物漫画は好きです。読んでると「三国志」が傑作なのに頷けます。しかし、昔の中国の暗部も描かれており、例えば、見せしめとして牛裂きをするシーンは残酷すぎて目を背けてしまいました。
陳宮の顔が面白いおすすめ度
★★★★★
僕は、陳宮の登場で、この巻は陳宮に持っていかれたな、と感じました。
十常侍(じゅうじょうじ)という、帝をうまく利用して自分たちの権力欲を満たそうとする10人の悪者。
それに対抗する何(か)将軍。
また、董卓や呂布の登場などなど。
そういうレビューを書こう、と思っていました。
しかーし、陳宮の顔ですべてが陳宮に持っていかれました。
P.375,376の陳宮の顔を見てください。
曹操なんか助けるんじゃなかった、という陳宮の顔をこんな見事に描写できる横山光輝さんはすごい。
感動です。
歴史は深い
おすすめ度 ★★★★☆
中国の魏呉蜀(180年頃) 劉備 曹操 諸葛亮を中心にした壮大な物語。
桃園の誓い、赤壁の戦い、天下三分の計、秋風五丈原など、
義を重んじる時代背景の中、策略が入り乱れとても面白い