このタイトル何とかなりませんかおすすめ度
★★★☆☆
一般発売になったものをアマゾンで購入しました(笑)。
2007年の全国ツアーの中から弾き語りのみを集めたライブCDで、元々はコンサート会場限定発売のものだったらしい。
さすがの陽水も年齢による声の衰えは隠しようがなく、高音が苦しそうで、聴いていてつらいものがある。
「United Cover」や「Blue Selection」など、最近の陽水は昔の曲で稼いでますといった企画が多くなっているが、これもその一つといえるだろう。
ある意味安直な企画ではある。
しかし、そんなネガティブな数々の要素も「断絶」の、あるいは「かんかん照り」のイントロが聞こえてきた瞬間どうでもよくなってしまう。
井上陽水の存在感は昔と変わらず圧倒的であり、全てを超越してしまうのだ。
しかし「弾き語りパッション」ってタイトル、誰が考えたのか知らないが、どうにかなりませんか、、、。
ギターと声だけでこの迫力!
おすすめ度 ★★★★★
会場で売ってたのは知っていましたが、長い列に開演前に並ぶのが嫌で買ってなかったんですが…。昨日、メジャー盤を買って聴いてみたところ、これがかなりすごい!正直、ライブ盤だろうどうせ、っていう気持ちがあったんですが、そんな気持ちは一度聴いただけで吹き飛びました。曲も全部70年代のものでアルバムとしての統一感があって、ベスト盤的な聴き方ができなくもない。いっそ80年代の曲でパッション2なんてのも出してくれないものか?陽水だとそんなことやらないかもなぁ、って思わせといて、さりげなく作ってくれたらいいのですが…。