面白いですおすすめ度
★★★★★
周防正行監督との対談がまとめられています。古田さんはプラス思考な方だと思いました。
1試合3点位の失点を覚悟して初回点をとられても,2回からは大丈夫だろうと考えたり切り替えが早い人だと思いました。
逆玉を期待して、アウトコースに構えるとか投手によってリードの仕方をかえたりとかいろいろな工夫されています。
古い本ですが、野球に興味のない人でも面白いと思います。
選手兼監督を予感させていたおすすめ度
★★★★★
古田のブログという本が話題になりましたが、古田選手の野球に対する姿勢や背景を知るにはこちらの本が適していると思います。shall we danse?の周防監督がヤクルトファンならではの視点から繰り出す質問はさすがで、ファンをうならせる回答も多数あります。周防監督は草野球をやっていて、随所に野球の技術に関する質問もあるので、野球がうまくなりたい人にもおすすめです。5年ほど前の本と思いますが、「プレイングマネージャーは話がきたらやりたいですね」と言っているあたりがおもしろい。野球が好きな方は是非。
野球に詳しくない人でもオススメおすすめ度
★★★★☆
古田選手について色々とわかり、捕手のおもしろさがよくわかる本です。
選手などの紹介がされているので、「野球はあんまり詳しくない・・・」
という人でも楽しく読めると思います。
ただ、もっともっと古田選手について深く突っ込んで欲しい所もあったので星4つです。
野球に詳しくない人でもオススメおすすめ度
★★★★☆
古田選手について色々とわかり、捕手というポジションのおもしろさがよくわかりました。
選手などの説明がされているので,「野球はあんまり詳しくない・・・」という人でも楽しめると思います。
ただ、もっともっと古田選手について深く突っ込んで欲しい所もありました。
古田式おすすめ度
★★★★☆
現在のプロ野球選手の商品価値など、古田が今までに経験したこと、考えていた事などが、細かく書かれています。古田がいずれ、引退した後には、これ以上の面白い本が出版されるのではないだろうかと、思える一冊です。
概要
これほどおもしろい野球本はないと断言できる。「古田式」の古田とはもちろんヤクルトスワローズの古田敦也捕手だ。日本プロ野球界を代表するキャッチャーである。日本一に輝くこと3度、最優秀選手章2回、首位打者1回、ベストナイン7回、ゴールデングローブ賞8回という華々しい実績の持ち主である。だが古田はいわゆるスター街道を驀進してきた選手ではない。甲子園経験は皆無の予選敗退組で高校時代は無名。大学野球で頭角を現したがドラフト指名はゼロ。待ちかまえる報道陣を前に悔しさをかみしめた経験もある。いわば日陰の道を歩んできた古田は、ノンプロ時代に野茂投手とバッテリーを組んだソウルリンピックで銀メダルを獲得。そして、ヤクルトで知将野村監督に徹底的に鍛えられ、超一流のプレイヤーへと飛躍した。 本書は、熱狂的なヤクルトファンであり、草野球の投手を務める実践派の野球好き、周防正行(映画監督)が古田選手にインタビューしたものだ。インタビューというより気楽な野球談義といった体裁になっているのは、古田の気さくな人柄による。しかし、お気楽風な外見とは異なり、周防の鋭い質問から引き出される古田の話には、興味深いエピソードや選手の本音が含まれていて、思わず膝をうつことしばしばだ。通読すると古田がまるで、周防作品『シコふんじゃった』『Shall we ダンス?』の世界の主人公のような気がしてくる。それくらい「ドラマ」を包含した書物だといえる。(折口ケイ)