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キッズ・リターン

北野武
おすすめ度:★★★★★
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すぐそこにある希望
おすすめ度 ★★★★★

監督名を聞かずにこの映画を観たら、きっと若い世代の人間が造った作品に思えただろう。それだけ、この映画は若者の心象を描き切っている。若者特有の焦燥感、挫折を二人の若者を通じて監督の思いを投影させる。北野監督の映画の特質である「死」は映されていないが、死に近い「痛み」は画面を通してひしひしと伝わってくる。また、久石譲氏の音楽は崇高さを感じる程に、この映画と融合している。個人的には、ケン・ローチ監督の「Sweet Sixteen」と並べて若者を描いた映画の傑作であると感じる。北野監督、久石譲氏に最大限の敬意を表したい。



碧さの先にあるものは…
おすすめ度 ★★★★★

光なんだろうか…そうあって欲しいが この映画のラストも碧さを取り戻した二人がそこにいた…しかし北野武が伝えたかった本当の意味はなんであろう 碧さそのものの美しさだったのかもしれない…キタノブルー 彼の初期の作品を表すのに度々使われる言葉だか ソナチネが研ぎ澄まされたガラスのナイフのようなブルーだとしたら この作品のブルーは… 澄んだガラスの霧に包まれたようなブルーですね…ソナチネのラストのような衝撃的なブルーとは対極に位置する淡くて碧いキタノブルーを味わってみて下さい!



印象的な青
おすすめ度 ★★★★★

北野武にとって、再出発のきっかけになった作品。
安藤政信と金子賢を主演し、本人は監督に徹している。

ストーリーは非常にシンプルだが、演出の妙で色々な事を感じさせてくれる奥深いものへと昇華されている。
安藤政信の顔が印象的。ボクシングのシーンもリアリティが溢れていて、監督のこだわりを感じる。

ラストの台詞を希望ととるか絶望ととるかは個人によると思う。
僕は希望だと感じ取ったし、この映画からパワーをもらった。

個人的にはキタノブルーがもっとも良く似合う作品だと思う。
栄光と挫折を描いた骨太な青春映画。



キッズリターン・・子供に帰る・・
おすすめ度 ★★★★★

二人の不良が大人になっていく姿を綴った青春映画 高校時代仲の良かった二人
今では二人一緒に居ることはない こういう経験をした人は結構居たと思います
大人になると高校でものすごく仲の良かった人とも一切喋らなくなり 新しい友を見つける
キッズリターン・・最後のシーンで二人は子供に帰りましたそして二人再び自転車に乗る
この空気感なんとも空虚で切ない感じが見事にでました 久石譲の音楽が今でも耳に染み込んでます
北野武は映画の詩人ですね 素晴らしいです



みなさん、安全運転をしましょう、
おすすめ度 ★★★★☆

1996年作品、94年8月のバイク事故以後の初監督作、

ここでそれまでの5作品すべてを覆っていた濃厚な死神の影がいったん薄くなった、人生は理不尽でどうにもならないものだが、なぁーに、どうにかなるさ、どうせならどんな重みもみんな引き受けてやろうじゃないの、と北野は50歳にして吹っ切れたのだとおもう、死は自らが呼び寄せるものではなく時期がくればかってにやってくるものなのだから、あせらずゆっくり待っているよ、と、

物語は行き場を失いそうになりながらも懸命に前進しようとする少年達を描いた純粋な青春映画の傑作、主役はあくまでの金子と安藤だが彼らの何人もの同級生たちの人生も同時並行で描かれる青春群像劇として見たほうが楽しめるとおもう、

最後のマサルのせりふはバブル景気後の物事を簡単に勝ち負けの二者択一で判断してしまおうという風潮が行き過ぎた時代に強烈な否定をしてみせたのだとおもう、終了後の後味のよいそう快さは北野映画でも随一のもの、「あの夏、」とともに今現在、進行中の青春をおくる世代にこそ鑑賞を薦めます、

バイク事故の夏を思い返せば、あー、これでたけしも終わりかと思ったものです、さすがに持ち合わせる生命力が尋常ではないのでしょう、現場復帰宣言のような「リターン」という題名とともに映画製作も再開、ただし本作と次作「花火」はメジャー公開ではなかったことは新しいファンにも知っていてほしいことです、



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