悪くはないんだけどおすすめ度
★★★★☆
2話から4話が収録されています。一期と比べれば格段によくなっているといっても過言で
はありません。また冒頭でさくらの「語り」が少し入り、それが結構いい感じです。
2話「雪の密室」では、原作でいうと冬休み後の杏ルートとクリパでの人形劇の練習をうま
く合わせた感じです。3話「正義の魔法使い」では、義之と朝倉姉妹の過去の話が少し出てき
ます。4話「幸せの形」はクリパ当日の話で、10分近くかけ人形劇が上演されます。
朝倉姉妹がメインになりそうですね。にしても4話で原作でもとても重要なイベントである
クリパを人形劇でほとんどを占めてしまうってのはどうなんでしょう。はっきり言って観てて
かったるいし、しらけます。もっとペース配分も考えて欲しい。これならファーストシーズン
で無駄なオリジナルストーリーなんかいれず、2話でもっと杏の話を入れるとか二話に渡っ
てクリパにするとか・・・今となってはどうしようもないのですが。それと音姫が元気なさす
ぎ!!また人形劇での音姫の涙が義之とエトを重ねているものだとしたら、まだ知っている
はずもないのでチョイ矛盾してる気もするけど・・・まあいいっか。
内容としてはそんなに悪くないのでいいと思いますが、賛否が分かれると思います。
面白いです。今期からスタートでも大丈夫かと。おすすめ度
★★★★☆
原作にかなり忠実に描かれています。絵に関しても問題ありませんし、ここまでくると「第一期は何のためにあったのかなあ」ってちょっと思ってしまいますが、メインヒロイン全員をしっかり描きたかったらメインヒロインのいくらかは第一期で全面的に描いて後は第二期ではほとんど描かないという風にするしかなかったのかなあって思いました。そのおかげで、第一期で小恋と美夏を重点に描いた分、今期ではまず美夏は全く出てこない雰囲気というか忘れられた存在っぽくなっているし、小恋に関してはほぼ付き合う以前の関係に戻ってしまったような感じでした。ちょっとこの二人が可哀想ですが。その代わり第一期ではやや空気的だった音姫が存分に活躍してくれていていいとは思いますが。というか音姫の第一期の扱いが扱いなだけにここでちゃんと描かないといけないのは当たり前だと思いますが。
正直言って今のところ今期にはまだ出てませんし、これから出てくるかもわかりませんが、美夏はもう出てこないでしょうし、小恋に関しても過去の回想は一話にちょこっと出てきた程度ですので、第一期で何があったのかということを知らなくっても今期は十分楽しめると思います。私が思うにいきなり第二期から入っても多分問題ないと思いました。第一期に出てきた美夏がどういう人物かが気になる方は第一期を見てみるとよいでしょう。
なかなか悪くない出来。
おすすめ度 ★★★★☆
D.C.2 S.S.の2巻目。
1話に続きクリパの準備から本番までのストーリーです。
内容としては、杏と音姫のルートを音姫よりで描きつつ、由夢ルートのシーンをプラスして描かれています。
第2話
『杏倒れる』
台本造りに行き詰まる杏。義之のアドバイスもあり、台本は完成するのですが、杏は疲労がたまり倒れてしまいます。
義之は水越先生の頼みから杏を家まで送っていくことに。
しかしそこで義之が見たものは…
第3話
『二人の魔法使い』
クリパの準備のために生徒会は大忙し。
義之は何か音姫の役に立ちたいようで…
二人の魔法使いの出会いと絆のお話。
第4話
『いよいよクリパ当日』
いよいよクリパ当日。
しかし、やたらと挙動不審な由夢。
義之が話かけても話がうまく噛み合わない様子で。
人形劇の上映時間が近づく中、小恋が倒れたとの知らせが。
小恋がいないと劇が始められない。
皆が中止を悟りかけたその時。
クリスマスの幸せな一日のお話。
2話から4話まで見て一番強く思ったことは、作画が全く崩れないこと。
一期は、2話以降の作画はあまりいいものとは言えませんでしたが、S.S.では1話と変わらないほどのクオリティを保っています。
今回はスタッフもやる気を出しているということなのでしょうか。
ストーリーも1〜4話でクリパを終わらせて残り話数9話あるため駆け足な終わり方にはならないでしょうし。
このまま原作の話をなぞっていくならなかなかいい作品になるのではないでしょうか?
まぁ倒れた小恋のフォローも忘れ、帰宅後も全く小恋の心配をしていないなど、劇>小恋な義之の態度はどうかと思いますが。
4話まではまだ悪い作品ではないと思います。
2話では、D.C.P.K.で使用されているトランプを義之達が使用するなど小ネタもあり面白いです。
このまま良作になればいいのですが…