迷惑千万なへんてこステッキのせいで冬木の街に現れた英霊のカードを回収する羽目になった少女イリヤの愛と勇気と希望を描くって、それなんてCCS?(表紙もなんかそれっぽいw)
士郎とかの出番が少なすぎないか?おすすめ度
★★★★☆
TYPE-MOON公認「Fate/stay night」からのスピンオフ作品。
本編の平行世界という位置づけらしく、
イリヤはごく普通の魔術とは無縁の女の子として描かれています。
本編ではイリヤが姉という設定だったけど、
本作ではイリヤと士郎が義理の兄妹で一つ屋根の下、
リズが姉、セラは家政婦として登場します。
平穏に暮らしているところに、
突如、異常な魔力の観測と英霊を封じたカードが出現。
その回収にロンドンの時計塔から、
遠坂凛とルヴィアが派遣されるも相変わらずの凸凹ぶり。
特別に貸し出された魔術礼装カレイドステッキから見放され、
新しい主としてイリヤが標的に(w
タイミング悪く士郎と風呂場ではちあわせて
鼻血を採血された挙句、口車に惑わされて契約完了。
士郎たちは最初の方しか出てきません。
イリヤ、ライバルの美遊、凛、ルヴィアで
進行しちゃうのが残念なところ。
もっと他のキャラも絡めてくれると面白いと思うのですが・・・。
この辺は今後に期待したいと思います。
ひろやまひろしさん、GJ!おすすめ度
★★★★☆
私はFate/stay nightは本編はプレイしておらず、作品の概要はアニメ版とネット、およびアンソロジーコミックの情報のみと言うド偏重っぷりです。
これはその上での感想です。
結論から言いまして、面白いです。読んでて楽しい。作画もキレイでしっかりしてて見やすく、ギャグとシリアスの切り替えしも小気味いい。
大元が熱烈なファンの居る作品ですから厳しい意見もあるでしょうが、作画のひろやまさんは間違いなく上手いです。
Fateのアンソロジー系は一通り見てますが、『これだけイキイキしたカレイドステッキを見たのは初めて』です。
なんにせよ、もともと平行世界の概念があるFateの世界です。
本編分岐の平行世界(各ED、hollow ataraxia)の更に外の世界があって、いったい何が悪いのか!(笑)
奈須・武内の両作者も認めた世界で、聖杯も『家』も関係無いお兄ちゃん(士郎)大好き!な女の子、イリヤの愛と友情と魔法バトルと、どこの世界でも変わらない遠坂さんとルヴィアさんの七転八倒ぶりを存分にお楽しみください。
プリズマイリヤ爆誕。
おすすめ度 ★★★★☆
本編から派生したものなのんでしょうね、ちょっとコンプエースを買って読んでみたらこの作品の存在を知り、話の途中から読んだのですが、中々面白かったので、しかも近いうちに第一巻が発売という情報もしったので発売当日に買って読んでみました。主要キャラのみ本編と同じといった感じで内容は別物です。 話の内容はギャグメインです。初っ端から結構読んでて笑えました。絵もどのキャラクターも可愛く描かれていて中々良いです。
内容は凛とルヴィアがとある任務を受けて日本にやってくるのですが、二人のことなのでいきなり喧嘩を始めてしまい、そのさいの騒動にイリヤが巻き込まれ、半ば強制的にイリヤが魔法少女になった状態で話が始まるといった感じでした。ここではイリヤはちょっと裕福な感じの家庭のごく普通の少女として描かれています。士郎はイリヤの義理の兄という設定で、あのメイド2人もごく普通の家族といった設定です。設定はほのぼのとしていてとてもいいと思います。
明るさ満点のフェイトなのですが、作者いわくどうやら次巻で完結してしまうと書いてあったのがちょっと残念だと思いました。