ギャグが今でも通用するのは、タイムボカンシリーズは多い。シリーズ最多にして最高です。謎が謎を呼ぶ展開とスピーディーで大人っぽい、それでいてチョットえっちなシーンが多い(笑)
タイムボカンシリーズで一番のお気に入りおすすめ度
★★★★★
登場キャラクターが、社会生活を送っている子供アニメにしては珍しい作品。
シリーズ初例の3人トリオが勝つというのは有名ですが、私が好きなのは人間やめたらなんになるのコーナーです。
最終的には人間がやぱりいいやって話になって、何か落ち込んだ時でも勇気をくれます。
今市の作るイマイチなロボットにも愛着が湧きます。
製作者の遊び心が昇華された作品。
ヤッターマンは良く知られていますが、是非視聴して欲しい作品です。
買って損なし!!
遂に、悪役が勝つおすすめ度
★★★★☆
「タイムボカン」において、期せずして主人公よりも人気者になった悪役トリオ。いつもいつも、もうちょっとのところで勝てそうで勝てない。それが、遂に、勝ってしまうのだ。前半だけとはいえ。やっぱり、タツノコプロってすごい。
歌もいつも楽しいのだが、今回は3悪人が会社の社長、部長、課長と言う設定なので、なぜかサラリーマンの悲哀をコミカルに歌ったもので、結構カラオケで歌っても受けそうな曲です。
概要
1982年から放送されたタイムボカンシリーズ第6弾。業界第1位のタイムリース社はあらゆる時代への道具貸し出しを開始。シャレコウベリース社は業界第2位の大手だが、タイムリース社本社のすぐ近所にある支社は業績最悪の状態。そこへ会長コン・コルドーからタイムリース社の業務を妨害せよとの特命が下る。かくして支社長ムンムン、部長コスイネン、課長キョカンチンによるクリーン悪トリオが結成され、各時代への妨害工作が始まるが、タイムリース社の豪速九は謎のヒーロー・イッパツマンで対抗し、妨害は常に未然に防がれるのであった。
例によってのSFギャグアクションでありながら、今回は企業の都合に翻弄される三悪の悲哀を描きつつ、中盤からは謎が謎を呼ぶ連続ドラマが展開、異色作でありながらシリーズ屈指の傑作となっている。(田中 元)