エリセのパワーがいい!おすすめ度
★★★★★
神に命をささげることで、
世界を救う「花嫁」に選ばれたエリセ。
幼馴染のリオンは、エリセを助けようとして失敗、
故郷をおわれ、危険な「外の世界」をさまようことに。
エリセはそのことを知り、リオンを追いかけたが
「花嫁」と気づかれ、つかまってしまう。。。
エリセは、彼女を利用しようとする男・ヴァンの助けもあり
無事逃げ出し、リオンを探します。
この行動力、前向きなパワーがすごい!
ヴァンのことも信用しているわけじゃなく、
とりあえずできることをしていくという根性。
しかも明るい。かっこいいです。
一方リオンは、苦難続き。
頭もいいし、けっこう根性もありそうですが
その美貌のせいで目をつけられ。。。
なんだかお姫さまキャラです。
リオンや、エリセの神官・ザディアスたちの体に
不思議なあざがあることが明かされ、
これも意味ありげ。
まだまだ世界は広がりそうで、ますます楽しみです。
広がった世界は危険がいっぱい!
おすすめ度 ★★★★★
1巻からカメラを引いた感じで、この世界の全貌が(大陸レベルですが)明らかになります。
エリセの前向きパワーは引き続きありますが、向ける方向がない今巻では二人の男の良さがクローズアップされていい感じ!
海千山千の傭兵ヴァンのしたたかさも、エリート神官ザディアスのツンデレっぷりもお見事!
しかしエリセの恋人リオンのしっかりせんかい度も絶好調で、このお話し、王子さまと囚われの姫君の構図が完全に男女逆転しているのね。。。
巻末のあとがきも意味深で、続きが気になるにも程があります!!