スマートでクールおすすめ度
★★★★☆
スマートでクール
しぶい面々が、
どはでなシチュエーションと繊細な仕掛けで
見ている人の心をくすぐる
ピカレスクロマン。
ちょっとした休日のひととき。
デートの時などに最適です。
なかなか^^
おすすめ度 ★★★★★
最後まで、頭脳戦ですねぇ。ここまで裏の裏を読むかってくらい、オーシャンズの頭が冴えわたります。何回か観て、登場人物ややってることをメモって観たら、相当、細部までこだわった映画ですよ^^最後とか、オーシャンたちのやさしさも垣間見えて、グ〜ゥでした。
概要
オールスターキャストの顔見せが楽しい犯罪ムービーも3作目。今回はラスベガスに舞台を戻していることから分かるように、1作目のテイストが復活している。音楽や映像に1作目へのオマージュがあるうえ、男たちのクールな結束というテーマ自体が回帰しているのだ。巨大なホテル&カジノのオープンにあたり、ダニー・オーシャンの仲間であるルーベンが裏切られ、彼は生死の境をさまよってしまう。怒ったダニーは仲間を招集。最新のセキュリティに守られたホテルのオープニングをメチャクチャにしようとする。前2作では敵だったホテル王のベネディクトも一味に加わって、地下からの攻撃あり、爆笑の変装あり、媚薬まで使っての痛快な犯罪計画が始まる。
相撲のイベントが行われるなど、舞台となるホテル全体が、どこかジャパニーズテイスト。巨大なカジノはセットで作られたが、ラスベガスの街に溶け込んだホテルの外観がCGというのには驚く。今回、敵役として大御所のアル・パチーノが起用されたが、いまひとつ役の悪さが発揮されていないのが残念で、むしろ彼の部下役、エレン・バーキンの怪演の方が笑えるかもしれない。クルーニー、ピット、デイモンの3人は相変わらず、ほとんど素顔に近い演技で、「スターを、スターとしてスクリーンで観る」という映画が少なくなっている近年、このシリーズは貴重である。(斉藤博昭)