別物おすすめ度
★★★☆☆
今までの最遊記とはある意味全く区別世界のような8巻でした。
それは、内容が丸々「人間VS妖怪」だったからです。
ヘイゼルが出てきてからというもの、
今までの単純明快な娯楽作品ではなく『命』ということに重きを置いているというか
今の人間社会、宗教問題などで抗争の耐えない国のことも脳裏をよぎるような
ある意味リアリティあるものになっている気がします。
私個人としては、重い話もそれなりにいいんですが、早くあのポンコツ4人組みを見たいです。。。
とにかくこの8巻はほとんど悟空しか出てきません。
所々三蔵がビシッと決めてはいますが、悟浄・八戒の影はほんと薄いです。
一つの見所というか、見逃してはならないのがヘイゼルのペンダントでしょうか。
どういうことか気になる方は是非お手にとって読んでみてください。
膠着状態がようやく…
おすすめ度 ★★★★☆
ずっと三蔵とヘイゼルの意見の違いを互いに認めることも
受け容れることも出来ないまま続いてきた「ヘイゼル編」ですが
ようやく少し動き始めた、という感じです。
相変わらず悟浄の台詞は気取っていて、それでいて切ないですし
三蔵の台詞は核心を突いていて格好いいです。
オマケ漫画は、悟空と悟浄があの武器を扱うことになった原因の
ほのぼのストーリーと、完全パラレルワールドのギャグの2編。
どちらもなかなか面白いです。
やっと膠着状態から抜け出せた、という感じなので
すぐにでも次巻が読みたい気分ですが、
発売直後なのでお預けですね…。次巻が待ち遠しいです。