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映画「クライマーズ・ハイ」予告編
ヒップ・クルーザー |
高校生の頃渡辺貞夫のラジオ番組で向井さんの「コーラルアイ」を聞きました。なかなか音源にめぐり合うことがないまま約20年。ついに私のもとにやってきた! 向井さんの伸びのあるハイトーンとスーパーテクを楽しめる良質なフュージョンアルバムです。 かつてインタビューでフュージョンに飽きちゃったんだよねって言って、こっぱ難しいことをやり始めた向井さんですが、ポップに聞けるフュージョンもたまにはやってくれないかなぁ。 |
半落ち |
とにかくラストシーンはボロボロ泣いてしまいました。法廷でのシーンは傑作でしょう。もちろんアルツハイマーの妻を殺したことは許されません。許されないことなのに胸がつまります。 前半がダラダラとしているのが残念。でもそれぞれが抱えている苦しみを浮き彫りにしているのはよかったです |
クライマーズ・ハイ |
「日航機墜落事故」関連の数多いドラマの中で、最もリアルでテーマが深いと思う。
しかし、センセーショナルではありません。主人公がかっこいいわけでもありません。 告発ドラマでもありません。お涙ちょうだいでもありません。 もちろん、第一級のエンターテインメントして堪能できますが、テーマはその奥にある。 大事故をショーとして見てしまう下衆な好奇心はマスコミだけでなく誰にでもあります。 もちろん自分もその一人だからこそ、このDVDを買ったわけですが、痛烈に批判されました。 事故当時を知る者にとって、時代設定や舞台設定がきわめてリアルで、どっぷりと ドラマの世界に引き込まれ、最後に深く考えさせられる稀有な作品です。 |
出口のない海 |
市川海老蔵が映画初出演にして主役を務め、歌舞伎界のスターがスクリーンでも映えることを証明した1作。第二次大戦が集結しようとしていた1945年、日本軍が最後の秘密兵器として開発した「回天」に乗り、敵艦に突っ込んでいった若き兵士たちの物語だ。直径1mの回天は1名が乗り込むスペースしかなく、映像からは内部の息苦しさや孤独感が伝わってくる。死を覚悟した兵士たちの悲壮感がその閉塞した空間と重なり、ここでも海老蔵の鋭い眼力が効果を上げることになる。 原作の横山秀夫と監督の佐々部清は『半落ち』のコンビだが、脚本に山田洋次が加わったせいか、キャラクターに親しみを感じさせる展開になった。この手の映画では、時としてしつこく描かれる家族や恋人との別れが、意外にサラリとしており、かえって感動的。そして主人公が甲子園の優勝投手だったという設定がスパイスとなっている。ボールやグローブが物語を彩る小道具として使われるほか、キャッチボールのシーンがじつに爽やかで、その分、戦争の虚しさが伝わってくるのだ。結末の受け入れ方も、観る人それぞれによって変わってくる作品である。(斉藤博昭) |
出口のない海 特別保存版 (初回限定生産) |
原作を読んでから映画を観ました。
原作と映画の違いは5点くらいありました。 ・物語が、現代(2006年)ではなく並木が初出撃したときのイ号潜水艦が攻撃される場面から始まる。 ・並木の艇が故障した経緯が記されていない。 ・沖田が超脇役。変わって原作本ではかなりの脇役であった伊藤が格上げされている。 ・ボレロのマスター、剛原、小畑の影が非常に薄い。 ・原作の最初と最後の剛原と北の会話がない。 このくらいの差異は関係ないくらい上手く映画化できていると思います。 最近の戦争映画をいろいろ観てますが、だんだん現実離れした演技になっている気がします。 戦争や生きる為の迫力が欠けている様な気がします。 昭和20年代後半のこの手の映画は俳優自身も戦争経験者だけ在って、 演技にも迫力を感じました。 やはり、死線を感じた差じゃないでしょうか? |
クライマーズ・ハイ (文春文庫) |
劇場の予告を見て、原作を読んでみました。
内容については、今更書いても仕方ないでしょう。 主人公の葛藤、ドラマの盛り上がりとその直後に来る 落胆、放心。最後の纏め方も含めて、良い演出です。 あまりのおもしろさに、映画を見に行くのをやめました。 これだけの内容を凝縮するには、きっと尺が足らないと 思いましたので。 |
第三の時効 (集英社文庫) |
6つの事件がそれぞれ違う目線で描かれていながらも、朽木、楠見、村瀬という各班のリーダたちの存在感がとてもよく現れていて、リアリティのある物語だった。また、ただ事件を解決するだけでなく、マスコミとのやりとり、捜査課長とリーダとの軋轢、強行班内部での揉め事など、人間関係についても丁寧に描かれており読み応えがあり文句のつけどころがなかった。 |
動機 (文春文庫) |
表題作の「動機」を読み終えたとき、思わずうーんと唸ってしまいました。
短編集を読みながら、この話の残りのページ数はどれくらいだろうとつい何度も数えてしまうのが私のいつもの癖なのですが、 謎が謎を呼ぶばかりで一向に結末が見えてこない複雑怪奇な展開に「おいおい、もう残り何ページもないのにどうやって解決するんだよぉ?」 なんていう妙なドキドキ感に包まていると、最後の最後にこれでもかという怒涛の大どんでん返しで落着。 ラストの僅か数ページで大逆転のエンディングに持ち込むその豪快さ(強引さと呼ぶ人も中にはいそうですが・・・)は、 ついぞお目にかかったことがないものでかなりのインパクトでした。 「逆転の夏」「ネタ元」はイマイチでしたが、最終話の「密室の人」は意表を突く結末で ふたたびどぎもをぬかれちゃいました。これからしばらくは横山ワールドにどっぷりはまってしまいそうな予感です。 |
昨晩 横山秀夫 が夢でこう告げた・・・!
当初の告知にはなかったマリンルック姿で登場した 横山秀夫。よりリアルな世界観を提示しつつも、決してベタつかない清らかなヴォーカル。
将来的には特技の英会話を生かして、米映画「バベル」でアカデミー賞の助演女優賞にノミネートされた菊地凛子(26)のようなハリウッド女優を目指すという。
こりゃあようするに一言で言うとあれだ
『 不幸な人間は、いつも自分が不幸であるということを自慢しているものです。 』( ラッセル )
ってやつだ???
出口のない海 著横山秀夫
出口のない海 (講談社文庫)/横山 秀夫. 2年前、朝10時新宿の映画館。 友人HS君と号泣した映画。 「出口のない海」. 原作を改めて読みました。 何度読んでも、最後の並木が自分の彼女に綴ったレターは泣けます ...
小説「クライマーズ・ハイ」横山秀夫
小説「クライマーズ・ハイ」横山秀夫 NHKドラマや映画にもなった作品です。 新聞...
警察小説その②
横山秀夫とはまた違った警察モノの快作。でもいくら小説の世界とはいえ、ここまで簡単に殺人をでっち上げ、しかも「即刻銃殺」という命令が簡単に下りるのだろうか? あるいは、逆にどんなに優秀な捜査員をそろえたとしても、夜から朝までの数時間で事件 ...
igara さんのレビュー
20年5月 購入双子の弟の魂を胸に宿しながら、犯罪を続ける。
横山秀夫
五冊ぐらい持ってるかな?? 私は、本を買ってもすぐに売っちゃうんですけど(^▽^;) 横山秀夫作品は、手元に置いてあるんですよ。 私の中で、宮部みゆきと双璧を成すかな??ハズレがないので。 ベストセラー作家は、やっぱ面白い!
「臨場」 横山秀夫
今野敏ばかり読んでいたら、やはり横山秀夫が読みたくなりました(笑) こちらはもう数え切れないくらい何度も読んでいるお気に入りの1冊ですが、 やっとレビューを書く気になったので書かせてもらいます。 横山秀夫と言えばやはり警察小説なのですが、 ...
横山秀夫:クライマーズ・ハイ
作者: 横山 秀夫; 出版社/メーカー: 文藝春秋; 発売日: 2006/06; メディア: 文庫. なぜ彼は約束どおり谷川岳に向かわなかったのか 八五年、御巣鷹山の日航機事故で運命を翻弄された地元新聞記者たちの悲喜こもごも。 上司と部下、親子など人間関係を鋭く ...
横山秀夫著「震度0 」
警務課長の不破義仁が失踪・・・県警の事情に精通し、人望も厚い不破がなぜ姿を消したのか? 本部長の椎野勝巳をはじめ、敵対するキャリア組の冬木警務部長、準キャリアの堀川警備部長、叩き上げの藤巻刑事部長など、県警幹部の利害と思惑が錯綜する。 ...
深追い
「半落ち」で有名な著者、横山 秀夫氏の短編集。 深追い (新潮文庫 よ 28-1). 深追い (新潮文庫 よ 28-1), 横山 秀夫 新潮社 2007-04 売り上げランキング : 11135 おすすめ平均. Amazonで詳しく見る by G-Tools. どの短編も、三ツ鐘村の警察官がからむ話 ...
クライマーズ・ハイ/横山 秀夫
クライマーズ・ハイ (文春文庫). クライマーズ・ハイ (文春文庫). 作者: 横山 秀夫; 出版社/メーカー: 文藝春秋; 発売日: 2006/06; メディア: 文庫. 映画化で話題になってたので読んだ。 日航機の墜落事故を取材する新聞社内の話を中心に展開。 ...