CHABO’S BEST(1985~1997)VOL.1
これまでのアルバムからまんべんなく代表曲が網羅されています。
選曲は完璧で、強力な内容。
ここに漏れた中にもいい曲はまだまだたーくさんあります。
気に入ったらオリジナルアルバムに進みましょう。
簡明スワヒリ語‐日本語辞典
言語上、仕事などの必要に追われて速習しなければいけない人よりも、
楽しみながら学びたいと思っている人は多いはずだ。
そんな人には1万語の大語彙と共に写真が癒してくれるだろう。
《ニジェール》西アフリカの音楽1~サバンナの響き
西アフリカのニジェール、マリ、ガーナなどで現地録音された音源をまとめたもので、とても庶民的な民族音楽らしい音楽です。
M1は太鼓の伴奏にのせた5人の男声合唱(約3分)。
M2はブンカンという極めてシンプルな一穴管楽器のソロ演奏。音階も限られていますが魅力的な演奏です(約3分)。
M3はクントゥギという1弦の弦楽器ソロ演奏。8歳の少年の演奏だそうですが、なかなか巧みです(約3分)。
M4はドゥンドゥンとグドゥグドゥという太鼓数台と歌のアンサンブル。様々にパターンを変えるポリリズムが面白いです(約11分)。
M5は男声、女声の合唱で、病気治療の祈祷歌唱。手拍子と簡素な打楽器伴奏がつきます。呪詛的な独特の雰囲気です(約7分)。
M6はグルという太鼓と、ウィクという縦笛4本のアンサンブル。素朴な笛の音の絡み合いが良い雰囲気を出しています(約4分)。
M7は2種の太鼓を伴奏にした男声歌唱。
M8はクコという弦楽器ソロ演奏。素朴な音色とメロディの反復、微妙な変化が心地よいです(約4分)。
M9は数名の太鼓による激しいリズムのアンサンブルです(約2分)。
ノンサッチらしい、太鼓の皮や振動が見えるようなとてもリアルな録音で、乾いた空気と土を含んだ風が吹いてくるような、まさに大地の音楽という感じのアルバムです。
ニューエクスプレス スワヒリ語
旅行者向けの会話ブックよりも1ランク上の入門書。ケニア・タンザニアを旅行してスワヒリ語に興味を持った人、これからスワヒリ語を学びたい人の最初の一冊として最適。これ一冊で基礎的な部分はカバーできるはず。おすすめです。
スワヒリ語のしくみ
まず、スワヒリ語がアルファベット表記であることを初めて知りました。
次に、実に丁寧な文法解説に感動しました。例えば、「Ninataka kusoma Kiswahili.」という文章について、「3語目はスワヒリ語。2語目のsomaは勉強するという動詞、それにkuがついて、勉強すること、となる。1語目のniは私は、naは今現在、takaは欲するという動詞。それで、私はスワヒリ語を勉強したい、という文章になる。」というように、一語一語をきちんと説明してありました。こうした詳しい解説が随所にありました。以前、新宿の語学学校で、「外国語はフィーリングで読んではいけない。きちんと分析をして読みなさい。」と言われたことがありますが、外国語の文章を分析するとは、こういうことなのかな、と思いながら読みました。