Take That and Party
絶頂期に解散してしまい、イギリスのファンだけでなく、私の涙をも枯らせたあのグループ「TAKE THAT」のファーストアルバムがこのアルバムです。
現在有名なのはロビーだとは思いますが、私的には断然ゲイリー派!何といっても、歌声の美しさ!そして作詞作曲とすべてをこなしてしまう才能にあの頃言われていた「アイドル」という言葉は当てはまらないのではないかと強く感じました。(たしかに美形ぞろいという点ではアイドルかもしれませんが・・・。)ちなみに、現在のゲイリーを感じたい方は、ぜひ「Blue」のアルバムを聞いていただきたい。
今このアルバムを聞くと、若かったあの頃に戻ってしまう。澄んだ歌声に心はしびれ、ノリのいいリズムに体は自然と動き出す。
「アイ!ドルなんて・・・」と感じている方、そんな偏見を持たず、耳を傾けて頂きたい。そして、興味を持っていただけたら、ライブのビデオもみていただけると、そのダンスの実力にも驚かされるのではないでしょうか?
Circus Live [DVD] [Import]
前作 Beautiful world tour の時に強く感じたのですが、Take thatほど構成、演出の完成度の高いコンサートは観たことがありません。 メンバー一人一人のその瞬間を楽しもう、楽しませようと言う気持ちが伝わって来ます。
今作はタイトル通り、コンサート会場がサーカスの舞台そのものです。
本物のサーカス団員やアクロバットのプロ達が大勢登場しています。大所帯になれば、その分まとまりや完成度に不安が出てくる物ですが、ステージを目の当たりにすると全員の結束感がひしひしと感じられ、その中でもTake thatの存在感が薄れていない所が素晴らしい。
本当にサーカスを観ている様な愉しくてスリリングな演出。 曲目も初期から最新作までバランス良いです。 ジェイソンのWooden boat,How did it come to thisは印象的ですが、ライブCD盤にはWooden boatが収録されていなくて残念でした。
メンバー全員がピエロのメイクをして歌うSaid it all、マーチングバンド風にアレンジされたNever forget(歌っているハワードの表情が最高です)、お馴染み?のマークがゲイリーにセクハラするシーンなど見所満載です。
私はTake Thatが解散した後に彼等の音楽に出逢いました。そして時代を越えて、再び歩み始めた彼等の音楽をジャストで聴いていること、こうして楽しんでいられる瞬間がうれしくてたまりません。
ホント、このおじさん達、ただ者ではないんです。
The Greatest Day: Take That Present the Circus Live
The Circus LiveのDVDの内容がそのままCDになりました!!実際には数曲収録されていませんが、歌唱力を含め完成度の高いLiveの音源がそのまま詰まったCDです。実際再結成されてからのベストアルバムは出されていないこの段階では、Live CDとは言え、このCDがベストアルバムになるでしょう!DVDとほぼ同じ内容なので、2枚組みで構成され、2枚目にはAbbey Road Studiosで収録されたUnpluggedもあります。CDだから場所も選ばず、自分は気分に合わせて、2枚を交互に車の中で聴いたりしてます。Liveを観た事ない方でも、Take Thatに興味がある人は是非買って下さい!!DVDを持っている人もまだ持ってなければ、観ながら聴くのとは、また違った感じでとても良いですよ♪
Progressed
progressの後に二枚組の形でリリースした作品。
一枚目は前作と同内容です。二枚目はただのB面集かと思いきや、こちらも捨て曲なしの名作。
一曲目は彼ららしいハーモニーで聞かせる曲で、プロモもかっこいい(映画三銃士で使用されているとか。)
三曲目はエックスメンで使用され、映画にぴったりのノリのいい曲。
他にもいい曲だらけですが、私としてはaliensが一押しです。テクノ調なのは全体にいえるのですが、この曲はコーラスも実はしっかりしていて、ギター演奏もかっこよく、ハワードの声が妙にあっています。
progressを買っており、買うかどうか迷っている方も損はないかと思います。
Anita Sings the Most
アニタ・オデイはどちらかというと悪声だ。
が、それを補って余りある技術を持っている。
ボーカルがアニタ・オデイ、バックを務めるのがオスカー・ピーターソン・トリオという、いかにも(日本人に)好まれそうな”ブランド”で評価されるとしたら心外だ。
実に巧みだ。と言って技巧が鼻につくとも感じない。
軽妙洒脱、軽快で気風と情感にあふれており、聴き手を飽きさせない。