本名、加藤まい ~私がAV女優になった理由~
魂の進化の過程では人はたくさんの経験をして向上していくのです。原がトップAV嬢になって本名を明かして半生本を出版する。こんな経験普通の人ではできない。原は今生大きく進化したはず。単なるサラリーマンで終わる人間より。
Ken Hirai 10th Anniversary Complete Single Collection '95-'05 歌バカ (通常盤)
デビュー十周年にして初のベストアルバムです。
最近ではデビューから2~3年でベスト盤を発売するアーティストもいますが、本当に満を持してという言葉がピッタリだと思います。
内容は発売順にシングルが並んでいるだけですが、全22曲すべてのシングルを収録しています。
8枚目の「楽園」以降の平井堅さんの活躍は皆さんご存知の通りだと思いますが、ブレイクまでの5年間に発表されたシングルも漏らさず収録。
デビュー曲「Precious Junk」はノリの良い爽やかなとってもいい曲ですよ。
期間限定発売で現在入手困難な「even if」も収録。
ブレイク曲「楽園」がR&Bテイストだったため、そのイメージを持っている方も多いと思いますがポップスあり、ファンクあり、ダンスミュージックあり、「瞳を閉じて」をはじめとするお馴染みのバラードありと様々なジャンルの曲を発表していることが良くわかります。
歌が上手い事はもちろんですが、非常に器用な歌手だということも判るんじゃないでしょうか?
先日、10周年記念ライヴが全国のアリーナ・クラスの会場で行われましたが、「Precious Junk」から最新の「思いがかさなるその前に…」までヒット曲のオンパレード(もちろんアルバムの曲もやりましたよ!)で、まるでこのベストアルバムを再現しているようなライヴでした。
ミニKen's Bar(アコースティック・コーナー)もあり、おしゃべりも楽しくエンターティナーとしての平井堅を十分に堪能できる素晴らしいライヴでした。
初回限定版にはすべての曲のビデオクリップを収録したDVD(約120分!)まで付いているそうなので購入予定の方はお早めに!
10周年記念ライヴのDVDの発売にも期待して星5つ!
【特典応募ハガキ無し】JAPANESE SINGER(初回生産限定盤B)
通産8作目、プロデューサーは平井堅と松尾潔の共同名義です。松尾氏のプロデュースは『gaining through losing』以来10年ぶりで、ライナーの最後に松尾氏の回顧録が2頁あり、非常に印象的な文章でした。
読むと何か平井堅という、うたうたいの意義深さを改めて実感したくなりました。実際に今作はJPOPシーンの中で彼が立脚する地平の面白みが存分に表れており、且つ今まで培った彼の引き出したちが
更に円熟を迎えつつあることを覚えます。私には充実した傑作だと感じます。
序曲は“歌バカ”と名乗った平井堅の開始に相応しいタイトル“Sing Forever”。おっ、と思わせるのは、ゴスペルの中で彼がクワイアに負けず深い発声をするのでなく、逆に非常に柔らかくうたう様子です。
R&Bとして自らを固めるのでなく、柔軟なポップミュージックとしての立ち方が平井堅であることを思わされました。例えば、ポップスター平井堅としての側面は今や欠かせない魅力ですし、音楽の振り幅の
面白さを表しますよね。3「CANDY」など難しいリズムを泳いでゆくフットワークはさすが。この辺りが"ポップ"を体現できる秘訣かなと思います。難曲を作った櫻井大介・田中直の腕前も実感させられますね。
特に今回、田中氏の斬新なアイディアがあちこちで輝いています。11「Missサマータイム」は川口大輔らしく色彩の鮮やかさとメロディーの良さ。タッチの軽い平井堅はブラジル的な曲調も合うんですよね。
一方R&Bの折衷こそやはり平井堅の本流。今作も聴き所がたくさんあります。
6「さよならマイ・ラブ」は松尾潔の作詞作曲(豊島吉宏も)、編曲に清水信之という注目曲。清水氏の編曲はEPOや村上ポン太氏らと鳴らしていたフュージョン、AORの頃からすばらしく、ここでも絶妙の
バランスでブルース、ソウルのテイストが注がれています。これ以上R&Bに寄ってもPOPSに寄っても出てこない心地よさを成立させうる平井堅もさすが。中庸の美学がここにありました。
7「R&B」。かつてここまでR&Bを演る日本人を客観的に歌ったR&B歌手っていたのかな、って驚きました。山下達郎、吉田美奈子そして久保田利伸どの先達も見事にソウル音楽を日本の感性で描いてきて
それはもう宝物のように輝いており、私はソウルを演る上でブラックになりきる必要性は感じないのですが、ここまで歌詞のなかで謙虚になった人は稀じゃないでしょうか。
8「Girls 3x」。今作で最もカッコイイ曲といっても過言でないはず。7「R&B」で謙虚になりながら、次の曲でいきなりアーシーなファンクをド真ん中に投げ込んでキメてしまう、ここは今作のハイライトでした。
特に曲中盤から後半にかけてスウィングしてゆく様は、もう最高ですね。オルガンもフュージョンの清水信之が聴けたかなという感じ。こういう飛び道具がある辺り、Skoop On Somebodyやゴスペラーズら
引き出しの多いR&Bと同様、日本人のR&Bとして個性が出せるアーティストだと思います。
他方、切ないラヴソングはもうさすがの領域。平井堅のバラードの素晴らしさは、やはり彼の音色でしか表せない情景の色彩です。凛とした空気や悲しみの行間、或いは小さな幸せの、ほのかな温かみなど、
水彩画の優しさで、筆をのばしてゆく色彩の滲ませ方は、平井堅独特の美しさだと思うのです。更に、その色彩には日本的な美しい情感や景色が透明に織り込まれています。メロディにも日本語歌詞にも、
儚い美しさが宿り、サビの瞬間、彼の歌声を通してその場面や感情が降ってくるようです。
透明な想いで溢れるくらいにこちらの胸も動かされる、そんな平井堅のうたの力、彼の透明感でしか表せないバラードこそ改めて他にはない効用だと実感させられました。
尚、今回の平井堅の写真はどれもかっこいいですね。今作のデザインはunited lounge tokyoというチームが担当しているようです。赤を中央に据え、金色が(髪の色も)効果的にアクセントとなり、
チャコールグレイが平井堅というシンガーのキャリア、落ち着いた佇みを想起させるよう。やはり赤が日の丸のようで美しいです。
日本とともにある平井堅そのシンガーの存在感、貴重さ、オリジナリティを想わせ、本当にいいデザインだなと思いました。
新 三銃士 1 [DVD]
人形劇ということで、子供向けの番組かと思っていましたが、ストーリー的に大人の方が楽しめる番組かと思います。
ラテン系のサウンドと影絵のアニメーションのOPもかっこいいですし、EDは水彩画タッチのキャラ達や平井堅さんのしっとりした唄もマッチしててとてもステキです。
人形もエレガントで高級感&躍動感があり、特にメインでもない背景や建物も美しくて背景チェックするのも楽しいくらい創ったスタッフや技術者の方々はスゴイなと思ってしまいます。
過去に放送していたアニメ三銃士を観て育った世代なので、これはこれでまた新たな三銃士として楽しんでますが、そのせいかボナシューとコンスタンスが夫婦という設定には私には耳を疑うほど強烈すぎて未だ慣れません。。。
ボナシューがダルタニアンと一緒に船に乗っている妻コンスタンスを追ってタライに乗って海を渡るシーンは、夫婦という肩書きに違和感ありすぎて、やはり愛人(?)であるダルタニアンとコンスタンスの方が自然体で、失礼ですがむしろボナシューの方がストーカーに見えて仕方なかったです。。。
放送はほぼ毎週観てますが、今後の展開は三谷さんらしく想像がつかないので、また良い意味で裏切って下さることを期待しつつ楽しく拝見させて頂こうと思います。
いとしき日々よ
「仁」のエンディングの曲。ドラマも素晴らしいけれど、最後の平井堅の曲が次週の予告と同時に、感動的に締めくくってくれますよね。フルコーラスで聞いてみてもやっぱり素晴らしい曲です。最近はどうも、安っぽい、ジャンクフードみたいな音楽ばかりと思っていましたが、やっぱりキャリアのある人は違いますね。