炎~あなたがここにいてほしい~
プログレッシヴロックの最高峰、ピンクフロイド。プログレッシヴロックというとなんか難解なことをやっていてとっつきにくいと思っていませんか? たしかになかにはマニアでないとついていけないような難しい(?)バンドもいます。しかし狂気と本アルバムはわりとライトユーザーにも受け入れられるアルバムではないかと思います。なにしろプログレ不毛の国アメリカでも絶大な人気を誇るピンクフロイドです。ライブでのオープニングナンバーのクレイジーダイアモンドやイントロを奏でただけで大歓声が沸き起こるウィシュユーワーヒア(この曲もラブソングではなく、シドバレットのことを歌っている。)、自分達のことをシニカルにとらえた葉巻はいかがなど人気曲が目白押しです。
このアルバムは、とくに難しいことを考える必要はありません。ピンクフロイド入門編としてはベストの選択だとおもいます。
クレイジー
私が「ベイビー・ワン・モア・タイム」を買って、始めに気に入ったのが、この曲。“あなたの事を考えると夜も眠れない”といういかにも、ティーンな恋の匂いがプンプン漂っている所もなかなか。思いっきり踊りたい時なんかにも、かけてみると…いつの間にか体が動き出しているはず。
CRAZY DIAMONDS
オープニングアクトは大江が復帰したばかりのルースターズと、ARB。
陽が完全に落ちた頃、ピンク・フロイドのあの曲が流れる中、メンバーが登場した。マコちゃんはグレーのトニック・スーツ。
アンコールの「やらないか」途中でキクはハーモニカを投げ捨て、それは僕の近くの男がナイス・キャッチした。
もう20年も前の話である。
渋谷ライブ・インで披露した「アイム・ア・マン」がなかったのが
ほんのちょっとだけ、残念だった。