どうらく息子 1 (ビッグ コミックス)
この作者は、「夏子の酒」などの名作を描いています。
親との軋轢がある主人公が、落語の魅力にひかれ、落語を聴くだけでなく、落語家を目指すことにより(たぶん)人間的成長?を目指す作品です。
高山植物~花々が咲く、名山を歩く~ [DVD]
高山植物というより、山に興味があって買いました。正直「高山植物」自体は個人的な興味がそんなにないので、DVDには相当数収録されていますがあんまり面白いとは感じませんでした。が、山の映像の方は逆にびっくりするくらい綺麗で収録山数もあって大満足でした。百名山全集的なものより、手軽に楽しめるいいDVDだと思います。
知識ゼロからの日本酒入門
かなり前の本ですが、友達が持っていたものを最近譲っていただきました。
本のタイトル通り、知識ゼロからの入門書です。
おつまみメニューも載っていますし、とてもわかりやすくて面白いので、初心者の方にオススメの本です。
新装版 夏子の酒(1) (講談社漫画文庫)
~日本酒ブームの先駆けになったこの作品、伝統的な日本酒造りの様子が丁寧に描かれています。それだけではなく、現在の米作りや農家の後継者問題なども描かれています。これらの困難をひとつひとつ乗り越えていこうとする夏子の奮闘を見ていると、日本酒のおいしさも一層感じられます。
~~
過去に一度TVドラマ化もされていますので、それを見た人も多いのでは。漫画の中で描かれている酒蔵の様子は、久須美酒造の蔵をモデルにしていますが、TVドラマも同じ久須美酒造でロケを行っていました。~
どうらく息子 3 (ビッグ コミックス)
寄席に行きたくなる事間違い無しで、落語に興味がなかった私でもなぜか手にとって
読んではまってしまった。
落語の魅力を解りやすく伝えてくれるのもそうだが、私が感じるのは、昔の日本気質の
道を究めようと修行する見習い制度の厳しさを改めて実感させてくれる事である。今の日本人に
必用な心構えじゃなかろうかと自分の後輩たちを見てつい思ってしまう。ここには古い伝統と
それを培う為の仕来りが根強く残っており、それが日本人である私の根幹に響いてくるんじゃない
かな。
一つ解らなかったのは、この3巻で銅楽師匠が「骨董品だよ」と失笑?する場面があるのだが、
あれは師匠の落語に対して失笑しているのか、落語そのものを自虐的にそう言ったのかが解らなかった。
それによって銅楽への思いが随分変わってしまうのできになるところである。