Linuxエンジニア養成読本 [仕事で使うための必須知識&ノウハウ満載!] (Software Design plus)
言ってしまえば過去の雑誌記事を寄せ集めて一冊にしてみました、というもの。
ただ、言い方を変えれば、厳選された記事ばかり、ともいえます。
厚さの割に内容も濃いですし、個人的にはファイルシステムの章は特に
勉強になりました。通常の書籍では「なおファイルシステムはXXXである」
と限定されていることが多くて、複数のファイルシステムの解説や比較は
されていないので、この辺のいかにも雑誌的な作りはとてもよかったです。
「雑誌的」と言えば、図が多くて、ガッツリともサラッとも読めるのも
ポイントが高いです。
他のUNIX系OSの知識があって、「でもやっぱりこれからはLinuxも」と考えて
いる人にはちょうどいいと思います。逆にWindowsの知識しかない人も
「カーネルって何よ」「パイプって?」的なところから入れるのでいいかも
しれません。
まさにLinuxエンジニア養成読本。タイトルと内容に偽りなしです。お値段も
お手頃。おすすめです。
Turbolinux Client EX
TurboLinuxは、昔から、たびたび購入しては挫折してきた。
しかし、今度のTurboLinux Client EXは、十分使える。
Dell PowerEdge T105は、WindowsXPがインストールできないので、購入。
インストールは全く簡単に完了。
操作は、Windowsに近く、迷わずに使える。
何よりも、OSにしては価格が安いのが良い。
Windowsでは、ウィルスが心配だが、TurboLinuxならば、少しは安心と思い、
インターネットとメールに使っている。
スタースイーツを買ったので、徐々に文書作成やプレゼン資料も作って見ようと思っている。
Turbolinux Client 2008 Full Disc Package
Windowsのような使い勝手を求めるなら、はじめからLinuxを利用しない方がよいかもしれません。
インストールは、Linuxカーネルのコンパイルからはじめるのではなく、ありものをインストールする場合に、TurboLinuxが選択肢となっていました。
仕事場でも、導入したPCのメーカが、TurboLinux対応の会社だったので、自宅でもTurboLinuxもインストールしていたことがあります。
現在では、Fedora、Centosの方がポピュラーになってしまいました。
本製品はStarSuiteを含めて1枚のDVDに収録しているのが特徴。
過去の資産の保守は仕事としてあるはずなので、急にどうこうすることはないかも。
ASUS Enoteシリーズ EA-800 タブレット EA-800
つまり、紙と完全に置き換えようだとか、Intuos4クラスのペンタブレットと同等に扱おうだとか、ネットワークデバイスとしてバリバリ使おうというような過ぎた要求を求めてはいけない。
ただし、最初からあくまでノートの代わりとして、そしてメモも書き込めるブックリーダーとしてという限定された用途では現時点でこれに勝るものは無い。
<要点>
●筆圧感知は256段階だがそれで十分。フィーリングも良いが、どんなに頑張ってキャリブレーションしてもメモを取る際、はじっこの方はズレが生じる為これに慣れるのには時間が掛かる。PCに繋いでペンタブレットとして使用する際、Windows7 home premium 64bitでデフォルトのドライバをインストールすると筆圧感知が機能せず、別のタブレットの最新のドライバをインストールしたら筆圧感知が検知されるようになった。原因は不明。同環境では、saiでは筆圧感知しないが、PhotoshopCS2では実用的なレベルで筆圧感知を得る事が出来た。
●画面はバックライトが無く反射光式の為暗い所では見えないが、逆に明るい場所では非常に良く見える。通常の液晶とは逆であり、「暗い所で本を読んではいけない」という教訓めいたものを感じる。ブックリーダーを全画面表示にすると下部のタッチパッドが自動で有効になり、ペンなしでページをめくることが可能になるが、これも良い。
●「体験版」の但し書きが付いたブラウザは、勝手に繁体字のサイトに繋いでしまったりと実に不便で頼りないが、デフォルトでネット上からデータを落としたりする為の唯一の手段であり、無くてはならない存在でもある。Javascriptを切るとそこそこ軽快に動作するので、状況に応じて使い分けると良い。JavascriptをONにしたままだと一部のサイトでブラウザがフリーズしたり強制終了したりする。あくまで、データのダウンロード用だと割り切るべし。
●本体500gは重過ぎず軽すぎずであり、本体だけなら片手で持って電子書籍を読むのに不自由しない。質感の良いケースも破損防止には無くてはならないが、ケース付きだと若干重過ぎる感じもある。
●カメラは200万画素と実に頼りなく、撮影から実際にシャッターが切れる迄1秒弱のタイムラグがあるので使い辛いが、シャッター音が無く、更に広角なレンズも実はかなり良い。街中で使用すると意外な写真が撮れたりしてなかなか面白い。撮影はカラーだが、Eee Noteのモノクロ画面で見るのがまたオツである。
以上を踏まえてハード面の総括としては、無論パワー不足な面も否めないが、この価格帯でこの用途と考えれば必要十分を大いに満たしている。外観も触り心地も良く、所有する喜びを十分に感じられる。
他方ソフトウェア面では非常に残念な出来であり、せめてレイヤー機能、乗算機能が付いたお絵描きソフトが欲しかった、日本語IMEがポンコツ過ぎる、Evernoteにタグ付きでノートを上げられるのは非常に良いが逆にEvernoteを参照する事は出来ない、等の不満があり、また折角のwifi搭載を活かせるアプリケーション群の搭載(例えばGUI搭載のFTPクライアント)等があれば、星5つであった。有志によってQTでのアプリケーション開発や移植が進められているようだが、これが何処迄進歩するのか未知数であり、また過疎端末では自ずと限界もあるだろうから、ここではあくまでデフォルトの機能に対する評価に限らせて頂く。
個人的には、以前からメモのペーパーレス化と、教壇に立つ際に使用する教案を、直截書き込めるタブレットに置き換える事を考えて本商品を検討し購入したので、この商品はその需要に完全にマッチしていた。また、絵も描くため、軽く、持ち出し易いペンタブレットとしての用途も満たし、一石二鳥の良品足り得た。今後はHTTPサーバと組み合わせて、好きな時に好きなデータを持ち出せるようにすれば、個人的な運用としては十分になるだろう。
私とまったく同じ用途の人はなかなか居ないかもしれないが、判断基準としては、あくまで既存のPCやタブレットを置き換えるものではなく、周辺機器としての性格が強いので、実際の運用を良く想定して、幾つかの観点から必要と判断されるならば購入すべきだ。また実務面以外では、面白端末を自分色に染めるのが好きなギークにとっても弄くり甲斐が有る端末であると言えよう。
PLANEX 11n/g/b対応 150Mbpsハイパワー無線LAN USBアダプタ GW-USValue-EZ [フラストレーションフリーパッケージ(FFP)]
Windows XPでインターネット接続子機として使用しています。
クライアントマネージャーをインストールして、「パソコンをインターネット接続する」
ボタンを押すと、infraST.exeが強制終了されて、接続がうまくいかなかったのですが、
Windowsの標準機能を使うと接続することができました。
原因としては、内臓の無線LANが悪さをしているみたいです。
(GW-USValue-EZのワイヤレス接続のプロパティを選択しても、「ワイヤレスネットワーク」
タブが表示されず、接続することができない。)
1 クライアントマネージャーをインストールする。
2 内臓の無線LANをデバイスマネージャーから削除する。
(無効にするだけではだめなので、削除する。)
3 スタートアップに置かれた「クライアントマネージャー」アイコンを削除する。
または、スタートアップ以外のところに移動させる。
これをすることにより、無線接続のWindows標準機能を使うことができます。
4 再起動する。
5 「利用できるワイアレスネットワーク接続の表示」から自分の無線接続ポイント
を選択して接続する。
6 接続速度が遅い場合には、「デバイスマネージャー」から「ネットワークアダプタ」
「GW-USValue-EZ」を右クリックして、「プロパティ」を選択し、「詳細設定」タプ
から「Wireless Mode」をクリックして、「値」を「IEEE 802.11b/g/n」とする。
インターネットでは、Windows XPでは相性で使えないという記事がちらほらとありますが、
原因としては、内臓の無線LANのドライバが悪さをしていると思います。
Winodws XPでも快適に使用することができます。
参考になれば幸いです。
<追記>
新しくプラネックスのホームページからダウンロードできる
ドライバ(バージョン1.1.0.3)を用いるとWindows XP(32ビット)に
おいても正常にインストールすることができることを確認しました。
ただし、「詳細設定」の「Wireless Mode」の値が「IEEE 802.11b」に
なっていますので、「802.11b/g/n」にすると速度が向上します。
<さらに追記>
ubuntu11.10でも使用しています。クリーンインストールしたubuntu11.10
では、手作業でドライバをインストールせずに使用出来ます。
ただし、私の場合には青のランプはつきっぱなしとなってしまいました。
そこで、RealteckのRTL8192CUドライバをインストールしてみました。
このドライバを使用したところランプは正常に点滅しました。
1 ドライバをダウンロードする(RealtekのHPからrtl8192cuを検索)。
2 既にgw-usvalue-ezを接続して起動している場合は、gw-usvalue-ezを取り外してubuntuを起動する。
(gw-usvalue-ezを接続した状態でインストールすると、busyだといって
インストールがうまく行きません。)
3 Zipファイルを展開する。
4 install.shのパーミッションを変更する(sudo chmod 711 ./install.sh)。
5 コンパイル・インストールする(sudo ./install.sh)。
6 gw-usvalue-ezを装着する。
再起動後、以前のドライバが適用されてしまう場合には、/etc/modprobe.d/blacklist.conf
に「blacklist rtl8192cu」と追記します。
確認のため、「lsmod |grep 8192」と打って、「8192cu」(rtl8192cuではない。)が表示されれば
OKです。
ソフトウェアのアップデートにより、kernelモジュールのバージョンが上がり、無線LANドライバが
使えなくなる場合があります。そのときは、ドライバを再インストールしてあげれば大丈夫です。