ベスト・オブ・ベスト バロック名曲[全84曲]
バロック音楽を聴くようになって35年以上になります。ほとんどの曲がダブることを承知で買ったのですが、同じ曲でも演奏家によって表情を大きく変えるのがクラシック音楽の楽しみであり、言葉は悪いですがある種の「博打」でもあります。延原武春さん、豊田耕児さん、松本美和子さんといった日本の演奏家が聴けるのが、このCDを選んだ最大の理由ですが、今度の「博打」は当たりました。馴染み深い曲にもう一度触れたいと思う方、またバロック音楽にあまり親しみを感じていなかった方、どちらにもお勧めです。松本美和子さんが歌うヘンデルのアリア(オンブラ・マイ・フ、私を泣かせてください:間宮芳夫編曲)は見事だと感じました。皆さんが持つ音楽への「思い入れ」に応えてくれるアルバムだと思います。
「宇宙戦艦ヤマト」バイオリンが奏でるヤマト・ラプソディ
見事なまでのヴァイオリン&アレンジ!
オリジナルのイメージを残しながら、クラッシックとジャズのテイストを散りばめている。
楽曲の持つ、魅力を違う角度から引き出す試みに、素直に拍手を送りたい。
このシリーズは、ヴァイオリン・ピアノ・ギターの3種類が発売されているが、ヴァイオリンが一番クラッシック色が強く、アレンジ・演奏共に完成度が高い。
墓場に持って行きたい1枚。
ベスト・オブ・ベスト~珠玉のヴァイオリン名曲集[全66曲]
CD4枚セットのヴァイオリンの名曲集です。もとからヴァイオリンの曲と、ピアノやその他の曲をヴァイオリンで弾いている曲からなっています。それぞれ楽しめるのが、個人的には、ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」がピアノでなくヴァイオリンだとこんな風に聴こえるのかと驚くとともに、お気に入りの1曲になりました。曲の多さや演奏者が複数いることなど(もちろん1曲に1人ですが)から、飽きがきにくいように思います。初めてヴァイオリンの曲を購入するという方や、ヴァイオリンの曲をバラエティー豊かに聞きたいという方にお薦めです。