シザーハンズ [Blu-ray]
ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演のファンタジー映画。
映像は少し厳しい印象です。
フィルムグレインはバラツキがありノイジーに感じる事はありませんが、シーンによってはかなり雑な処理が見受けられます。
シャープさも厳しく輪郭がボケボケのシーンも見受けられる。
暗部の再現性もきわどい事になっており、潰れてしまっている箇所も。
雪のダンスシーンなど頑張っている箇所もあるのですが、酷く画質が落ちる箇所などもあり安定していない。
全体を通すと物足りない画質になるかと思います。
他のBD作品と比べても並未満の厳しい映像。
DVDよりは明らかに綺麗ではありますが、古い作品という事を考慮してももっと頑張れたと思います。
音もそこそこ。
重低音は控えめな鳴りとなっています。
重いサウンドとはいかず少し軽い印象を受けてしまう。
高音の伸びも物足りなく広がりに欠ける。
サラウンド感はあまりあるという訳ではなくフロントがメインです。
セリフ部分はクリアで聞き取り易いです。
再現性はよさそうなので原音からして厳しいのかもしれません。
印象的なサウンドが多いだけに残念です。
内容はダークな雰囲気のある切ないファンタジー。
好きな作品で何度も観ていますがやはりいいです。
独特な世界観は不思議な空間へと誘ってくれます。
街全体からユーモアに溢れている。
映像として印象的なシーンも多い。
切なさと残酷さの同居したストーリーだと思います。
まさにティム・バートンらしいおとぎ話の世界。
魅力的なサウンドや出演者もいい味を出しています。
特典は音声解説の他、HD画質でメイキングや予告など中々。
20世紀フォックスの作品には多いですが、トップメニューがないのは不満です。
画質はやや厳しいもののDVDよりは明らかに綺麗ですので、作品のファンならお薦めできます。
それ以外の人には画質的に厳しいかもしれません。
日曜洋画劇場 40周年記念 淀川長治の名画解説 [DVD]
ある日ある時、映画好きの友人と話していた。
「淀川長治の映画解説の部分だけを集めたビデオソフトがあればいいね。」
あれから10年、まさか思っていたとおりのDVDが出るなんて!
自分にとっては最高のクリスマスプレゼントである。
DVDの映像は元がビデオテープ、しかも放送局の物ではなく
誰かが趣味でVHSに保存した物ではないかと思われる程度の画質。
それが残念と言えば確かに残念なのだが、もはやそんなことはどうでもいい。
淀川さんの話す姿があるだけで嬉しい。
このDVD、なんと言っても凄いのは
映画の映像や俳優の写真があるわけじゃなく
ただ解説を集めただけなのに、全く退屈することなく2時間、
淀川さんの語る映画世界に魅せられ引き込まれてしまうことだ。
そしてその話を聞いている自分も幸せな気分になり、
すぐにも映画を観たくなってしまう。なんて素晴らしいことだろう。
淀川さんの解説は映画に対する愛が満ちあふれ出ていて、
重要無形文化財に匹敵する映画界の至芸で至宝だと思う。
もうあと50作品の解説、もしも残っているのなら、
ぜひともPart2を希望したい。
映画版キュージョン シザーハンズ
あまりの可愛さに3個、購入しちゃいました。
1個は使用、1個は保存しておき、あと1個はプレゼントしても良いかなぁと。
違う映画のも欲しかったけれど、あれもこれも欲しくなりそうなので我慢してる(笑)。
シザーハンズ (特別編) [DVD]
これじつはビデオしか持ってない。DVDを買う予定。もうつい昨日見た映画みたいだが20年前。湾岸戦争の頃か。アメリカもこの戦争が墓穴を掘る契機。イラクに呉れてやればクェートなど(米軍ある将軍。米陸軍は開戦に反対した)アメリカも没落は10年延びたろうに。ロシアは右翼が国旗を破ったので激怒して北海道を占領する予定だと。3月に宣戦布告。佐藤優の生首捧げたくらいで済まない。おれしーらないと。まあそれはともかくウィノナ・ライダーは可愛い。ウィノナの映画見ると嫌なことを忘れる。
ジョニー・デップ フォト・ヒストリー (日経BPムック)
本の構成の大部分は、ジョニーが主演した作品のスチール写真とメイキングショットとプライベートショット、彼の語った言葉(英文・和訳)と共演者などの言葉(英文・和訳)で占められています。
どの写真も美しく、ファンにとっては保存版だと思います。
その他
「アリス・イン・ワンダーランド」来日イベントレポート,製作の舞台裏
J・デップ最新評伝(不遇時代から大ブレイクまで)
フィルモグラフィー
といった内容です。
彼の出演作で、まだ未見の作品がある方にも、さらりと読める良いガイド本になると思います。
ただ、もっと掘り下げたジョニーを知りたい、出演作品を詳細に知りたい方には、物足りない部分があるかもしれません。