P.A.(プライベートアクトレス) (2) (プチコミフラワーコミックス)
プライベート（個人的な）アクトレス（女優）をアルバイトにしている女子高生の志緒．一話完結でお話が進みます．第二巻は４話収録．（第４話は第３話の続編です）
花嫁さんの役，霊能力者の役，あとは，ただのエキストラの「フリ」をする役（？）などで，楽しませてくれます．時には探偵のように事件を解決したり，時には自分が演じる「何か」によって他人の人生を大きく変えてしまう恐ろしさに気が付いたり・・・．このマンガは「変身モノ」の面白さも有ると思います．本当の自分ではない「人間」に成りすますスリルとかワクワクとかを一緒に味わえる楽しさがあるからです．
私は霊能者の役をする話が好きでしたが,読む人それぞれに，それぞれが感情移入できる話（役どころ）が，必ずどこかにあるのではないでしょうか．
P.A.(プライベートアクトレス) (3) (小学館文庫)
「Ｐ．Ａ（プライベート・アクトレス）」、それは、映画やドラマの中ではなく現実の生活で演技をする女優。天才的な演技の才能を持つ志緒は、今日も依頼人から頼まれた役柄を演じる。・・・
エピソード集ですが、どのタイトルも作家、芸術家、小説のタイトルなどにちなんで名づけられているのが、なかなか洒落ています。絵柄は個人的にはあまり好きではないのですが、人のポジティブな部分もネガティブな部分も描いてしまうストーリーは、かなり好きです。作者の赤石さんはサスペンスを描くのがとてもお上手で、みるみるうちに引き込まれてしまいました。
主人公の志緒は美貌で頭も良く、運動神経だって抜群。おまけにハンサムな彼氏とはラブラブの仲だし、何よりも演技力は天才的。こんな出来すぎのヒ!ロインだと嫌気が差してしまうのですが、未婚である大女優の母の立場を考えて、女優になりたい気持ちをじっと押し殺している志緒に、どこか共感できるものを感じました。
P.A.(プライベートアクトレス) (特別編) (小学館文庫)
本編もドラマティックでよく出来上がったストーリーですが、この特別編もこれで終わらせるのか、と言う位素晴らしく出来上がっています。特にラストのお話は心に残る名作です。二人の幸せを、架空のものながら羨ましく思います。
P.A.(プライベートアクトレス) (3) (プチコミフラワーコミックス)
「Ｐ．Ａ（プライベート・アクトレス）」、それは、映画やドラマの中ではなく現実の生活で演技をする女優。天才的な演技の才能を持つ志緒は、今日も依頼人から頼まれた役柄を演じる。・・・
エピソード集ですが、どのタイトルも作家、芸術家、小説のタイトルなどにちなんで名づけられているのが、なかなか洒落ています。絵柄は個人的にはあまり好きではないのですが、人のポジティブな部分もネガティブな部分も描いてしまうストーリーは、かなり好きです。作者の赤石さんはサスペンスを描くのがとてもお上手で、みるみるうちに引き込まれてしまいました。
主人公の志緒は美貌で頭も良く、運動神経だって抜群。おまけにハンサムな彼氏とはラブラブの仲だし、何よりも演技力は天才的。こんな出来すぎのヒ!ロインだと嫌気が差してしまうのですが、未婚である大女優の母の立場を考えて、女優になりたい気持ちをじっと押し殺している志緒に、どこか共感できるものを感じました。
P.A.(プライベートアクトレス) (4) (小学館文庫)
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