アポロ13号 奇跡の生還 (新潮文庫)
アポロ計画に関する一般向けの本の中では技術的な記述が比較的多い本だが、そのせいかどうか事実をだらだらと垂れ流しているような印象を受けた。宇宙空間での絶対絶命の事故からの奇跡的生還、という最高にドラマティックな事件を、これほど平板に語れるのは逆に凄い。
終り方も唐突で余韻も何もなく、尻切れトンボと言っていいくらいで、もしかして抄訳かとも思ったほど。作者名よりも訳者(しかも下訳は別人)の名前が大書されたカバーが語るとおり、内容よりも訳者のネーミングで売ろうと言う本なんだろうか。
ジム・ラベル&J・クルーガーの「アポロ13」は逆に語り過ぎという感があるが、アポロ13のミッションについて知りたい向きにはそちらのほうがお勧め。
ロマンチスト・エゴイスト
今から6年前に出されたポルノの1stアルバムですが、どの曲も
古臭さが無く、新鮮な感じがします。
アップテンポの明るい曲から、バラード調のしみじみした曲まで
収録された曲のジャンルは幅広く、様々なポルノの音楽がこれ1枚
で楽しめます。
そして、昭仁さんの声が若くて今と歌い方が若干違うところも
要チェックです。ポルノファン必携の一枚だと思いますよ。
オススメです!
アポロ13 スペシャル・エディション 【-プレミアム・ベスト・コレクション-リミテッド・エディション】 [DVD]
アポロ13はかなり有名な作品ですし、他の方のレビューに作品自体の感想は載ってますので、『10thアニバーサリー スペシャル・エディション』商品自体の感想を書きたいと思います。私は昨年発売された同名商品を購入しました。今回の商品も内容が同一だと思いますので参考にしていただければと思います。私は、映画は製作側の手から離れて上映された時から観客の財産になると勝手に思っているので、観る側は自分の感性に従って解釈しても良いと思い肩肘張らずに映画鑑賞をしてます。ただ、時には製作者サイドの解釈や撮影手法、意図、背景を無性に知りたくなる作品に出会います。アポロ13もそんな作品でした。この10thアニバーサリー スペシャル・エディションには、監督の音声解説があり、撮影手法(特に無重力シーンは必聴)や、原作と変えたシーンの意図、撮影秘話を語っており、監督の作品や各シーンへの思い入れの強さを感じとれます。また、主人公ジム・ラベル御本人の音声解説もあり、映画と事実の違う部分や体験談も語っていて大変貴重です。さらに、二枚目のディスクには当時の映像を交えたドキュメントがあり、作品や時代の背景、映画化までの経緯も知ることができます。このように、DVDの長所を活かし、特典映像や音声解説によって上述した私の好奇心に十分応えてくれてました。これだけのボリュームでこの値段はかなり得した気分になるでしょう。今まで購入したDVD商品の中で1番満足できました。お勧めです。
アポロ13 (新潮文庫)
この著書ではアポロ13号事件のほとんど全てが関係者の言葉として語られていて、コンピューターも旧式のものしかなかったあの時代に、NASAがいかに有能な頭脳集団であったかがあまねく描かれています。さてそこで映画ですが、この巨大な物語を2時間半におさめてスリリングな娯楽作品として仕上げたことは非常に立派でありました。あの分厚い本の中で視覚的に、そして物語的に使えると思われる出来事を抜粋して映像にしていく作業が映画作りというものであり、映画を見てアポロに興味を持ち、そして原作であるこの著書を読むというケースが多かったものと思います(私もそうでした)。ですので、映画が事実とちょっと違っているのでけしからんという考えは、映画作品というものをちょっと誤解しているのではないかと思います。
最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか
多くの事故事例を記録しているので参考になる。
チェルノブイリ、スリーマイルの事例もある。
本当の事故原因や、真因は関係者でないと分からないかもしれない。
経営者と現場の技術者では知っている事も違い、見えるものも違う。
立場によって、真因は一つではなく、さまざまであるかもしれない。
一つのことだけを原因にしてしまうと、その担当だけががんばればよいことになる。
いろいろな仕組みで防止するようにしていれば、それだけの仕組みの関係者が努力する必要がある。
仕組みが多いと、ここでめこぼししても、あとで検査するからいいと、いろんな人が、事故を防止することができるのに、他人まかせにしていることによって、事故が再発してしまうという視点がどれだけ貫けているかが課題ではないだろうか。
事故の紹介がある。毎月発行される「コールバック」の紹介がある。
個々の事故の根拠情報を示していないように見受けられる。
多くの事例を紹介するために、紙幅が足りないのかもしれない。
あとがきには、
shippai.jst.go.jp/fkd/Search
の紹介と、
asrs.arc.nasa.gov
がある。
ヒストリーチャンネルでテレビシリーズ化され、DVDとして発売とのこと。
愛知県春日井市図書館所蔵。