セドナ天使の町 Angel Town SEDONA GUIDE
著者の相川七瀬さんというのがどういう方かということを知らずに、単にセドナのことを知りたくて購入しました。 スピリチュアル系に入りすぎもせず、でも、自分の信じていることは、「自分の気持ち」「自分の言葉」で書かれているところがよいと思いました。 旅行ガイドでもないし、きちんとした読み物でもなく、どちらかというと女性雑誌の特集のような感じです。 あっと言う間に読めます。 私にとっては、ちょっと物足りない気持ちは残りますが。
オーロラ ウォッチング ガイド -宇宙の神秘に迫る (楽学ブックス―自然)
こんどオーロラを見に行くので、買ってみました。
欲しかった服装や撮影機材のアドバイスは、期待通りの充実度。
それ以上に、多くのページを割いて紹介されている美しいオーロラの写真や、
オーロラがなぜ発生するのかという原理に踏み込んだ解説に、心躍りました。
本書を開いて、半分ほど読み進めないと、実用的な『ウォッチングガイド』は登場しないのです。
著者のオーロラへの愛着が、強く伝わってきます。
NANASE AIKAWA BEST ALBUM “ROCK or DIE”
相川七瀬のメジャータイトルがそろっている。セルフアレンジとかは無い、と思う。取り敢えず『恋心』と『六本木心中』で購入決定。
男と女3
私は「男と女」に対して、あの稲垣潤一の「デュエット・カバーアルバム」という企画の目新しさと、その新奇さをものともしない圧倒的な完成度により、躊躇なく星5つをつけました。しかし第二弾は想定外のトーンダウンでコメントを控えました。ということで第三弾は期待半分で聞きましたが、全体的にサウンドにリッチさが戻り、第二弾よりは繰り返し聞けそうなアルバムだと思いました。
「男と女」シリーズの楽しみは、1.新しい歌姫(とJI)が曲をどうカバーするか、2.二人のハーモニーはどうか、3.アレンジはデュエットとどうからんでいるか、そして4.三者が相まって曲全体が窯変し、新しい価値が生み出されたか、などでしょう。「男と女3」をその視点でさっと一聴してみて印象に残るのは、NOKKOの「浪漫飛行」、小比類巻かほるの「夢をあきらめないで」、そしてHayleyの「オリビアを聴きながら」の3曲です。どれも歌姫のユニークなヴォイスと歌唱力が印象深く、特にNOKKOの存在感は唯一無二。よりドライブ感溢れる曲でJIとの再デュエットを願いたいところです。
さて「男と女3」の最大の意欲作(問題作)はHayleyの「オリビアを聴きながら」ではないでしょうか。掉尾を飾るこの曲は、そうきたか!の、JIと「アメイジング・グレイス」のNZケルティック・ウーマンとのデュエット。まさに「日本レコード大賞」企画賞受賞の面目躍如といったところです。さっそく拝聴してみると。。。うーん、第一印象は違和感に首を傾げざるを得ませんでした。理由は;
1.Hayleyのやや舌足らずな超絶ピュア・ヴォイスとJIのファンキー・ヴォイスとのミスマッチ。
2.Hayleyのイメージそのままのハープやネイチャーサウンド、また「眠れぬ夜は星を数えてみる」「光の糸をたどれば」などのフレーズに対するウインドベル効果音などの予定調和的なアレンジ。
ですが、この違和感に引きずられて繰り返し聴いていると、否、オリジナルの「オリビアを聴きながら」は二人のデュエットとアレンジにより不完全ながら窯変して、新しい価値の彩りを見せている!と感じたのです。
この曲、解釈は色々あるようですが、一応「愛との訣別」を歌ったものと考えられ、美しい旋律に「優しい人だったみたい。けれどおしまい」などの虚無的なフレーズを乗せた、オフコースの「秋の気配」にも似た70年代の男女の「愛の不毛」を体現する名作と言えるでしょう。
その毀誉褒貶相半ばする歌詞に眉を顰めながらも、しかしひょっとした拍子に、この歌が二人のデュエットにより「愛の不毛」の歌ならぬ、「愛の賛歌」に聞こえてくるのは、果たして私だけでしょうか?Hayleyの穢れを知らぬあくまで清澄なエンジェリック・ボイスは、あたかもJIと共に手を携えながら天に昇っていくかのようです。そのデュエットを壮麗なストリングスの光が包み込み、ハープのフィナーレとともに天上に戴冠した二人は、「とこしなえの愛」に満たされるのです。
つまり、このHayleyの「オリビアを聴きながら」では、いわば「愛の不毛」が「至純極まりなく表現される」ことにより、一転して「愛の永遠」へと価値が転換されたと言えるのです。そしてそこには、不毛な人間関係がはびこる現代を憂える制作側の(巧まざる?)意図がある、と考えたいのです。
私はHayleyの「オリビアを聴きながら」が傑作かどうかは判断を留保します。やはりデュエット、アレンジ、歌詞の調和に違和感が残り、その良さを味わうには曲を聞き込む必要があると思うからです。 ですが、その試みや良し!と讃えたい。なぜなら、新しい試みがなければ、芸術に「アメイジング・グレイス(驚くばかりの恵み)」を見出だすことは不可能だからです。
ID(アイディー)
このCDは昔大ヒットしたのですが、今更になって購入しました(笑) 別に昔は相川七瀬のファンって訳でもなく、ただ何だか面白い曲が多いなぁ〜くらいな気持ちで聴いていたのですが、今になってまた聞き出したらハマッちゃいました(笑) メジャー中のメジャー曲でありデビュー曲の夢見る少女じゃいられないから始まる面白、明るい、感動の曲が程良いバランスで聴けていいアルバムですよ! 全部良曲ですが、個人的オススメは、[夢見る][バイバイ][like a] [今でも][こんなに愛しても][bad girls][nostalgia]ってとこですね。 恋心は世間的にはNo.1の曲らしいですけど、個人的には何故かハマれませんでした。良曲なのは納得ですが… 何故でしょうね(笑) では失礼します。ありがとうございました。