ジェイ・グレイドン・ワークス
80年代を中心に隆盛を誇ったAOR(adult-oriented rock)。その屋台骨を支え、ギタリスト、コンポーザー、製作者、そして盟友デビッド・フォスターとタッグを組んだ伝説の「エアプレイ」では主役として、一時代を築いた才人グレイドン。還暦を迎え、満を持して、ベストに近いオムニバスが登場。フォスターの音楽が故郷カナダの大自然を思わせる大らかな優しさをたたえるのに対して、LA生まれのグレイドンの音作りは常に都会的で、シャープでスリリング。歯切れがよく一貫して快適度を追求したウェストコースト系AOR。彼の人生そのもののようでもあって、圧巻でもある。
「エアプレイ」を除き、各アーチスト1曲。彼自身のギターが冴えわたる#1で幕を開ける。#3は米国の幻想SFファンタジーTV番組をモチーフとしたマンハッタントランスファーのスマッシュヒットで、グレイドンの異才ぶりが強烈に感じられる傑作!とくに間奏の彼自身によるツインギターに超・注目!聴きモノです。さらにマーク・ジョーダン、ボズ・スキャッグス、ピーター・アレン、アル・ジャロウといった“AOR主力級”のヒットアルバムからの佳曲がならぶ。"After the love has gone"は大ヒットしたアース・ウインド&ファイヤー版。フォスター&グレイドン自身の「エアプレイ」のと歌詞もトーンも微妙に異なり興味深い。ジョージ・ベンソンの#10は、グラミー賞R&B歌曲賞をとった彼の知名度を高めた作品。シンプルなサビの繰り返しの中に前半はキーボード、後半はブラスが小気味よいアクセントで快適度高し。面白いのはディオンヌ・ワーウイック、ケニー・ロジャースといった非・AOR系ベテランへの提供作品。“各界の名士たち”をしっかりグレイドンの世界に引きずり込んでいる。そして「エアプレイ」から2曲。名盤のオープニングを華々しく飾った"Stranded"と、美しいハーモニーと切ない歌詞が当時の若者たちの心をつかんだ名曲"Should we carry on?"。今聴いてもグっときます。
すばらしいベスト、すばらしい聴き応えです。AORファンも、グレイドンのファンも、フォスターのファンでグレイドンに関心をもたれたかたも、満足されると思います。それにしてもグレイドンの世界は。。。快晴のカリフォルニアの空とフリーウエイ、それに青く澄み切った海岸線を思わせるようで、ひたすら、どこまでも、爽快で明るい。彼の音楽にはフォスターの素晴らしさとはまた異なる華やかさ、流麗さがあります。そのグレイドンの世界を1枚に集約していいとこどりしたような超おトクの、星6つあげたいくらいの好盤です。ぜひ、多くの方にお聴きいただきたいです。
FINE -TV HITS and happy music-
誰でも一度は聴いたことのある音楽♪
洋楽入門にもオススメできます。
誰でも一度は聴いたことのある音楽が多数収録されているので
とても馴染みやすく、損した気分にさせませんよ
Definitive Dvd Collection [Import]
まずこのDVDについてですが日本では再生できない
と書いてありますが、うちのDVDプレイヤーでは再生
できました。
内容はとにかくなつかしいの一言につきます。
バンドメンバーも若く、また貴重なLIVE映像など
ファンの方もきっと満足できるものだと思います。
特に昔のエアサプライを知らないファンの方には
是非見て頂きたいですね。もちろん昔ファンだった
方たちにも必見です。
The Best of Air Supply: Piano - Vocal - Guitar
収録曲は以下の17曲です。第2版になりchances, I can wait forever, I want to give it all, now and foreverの4曲が追加収録されました。
All Out Of Love
Chances
Even The Nights Are Better
Every Woman In The World
Here I Am (Just When I Thought I Was Over You)
I Can Wait Forever
I Want To Give It All
Just As I Am
Lonely Is The Night
Lost In Love
Making Love Out Of Nothing At All
Now And Forever
The One That You Love
The Power Of Love
Sweet Dreams
Two Less Lonely People In The World
Young Love
楽譜の構成は、まずメロディー譜に歌詞とコード、ギターダイアグラムがついており、その下に上下2段のピアノ譜が付いています。ピアノは左手がベース、右手側はメロディーにコードが重ねられているピアノソロ用のアレンジになっています。弾き語り用の伴奏アレンジではありません。初級〜中級者レベルだと思います。付けられているコードはすべて確認したわけではありませんが、ほぼオリジナルに忠実だと思います。
Lost In Love, All Out Of Love等のイントロをギターで弾きたいと思っているかともいると思いますが、タブ譜はありませんので、ご自分でポジションは見つけなければなりません。但し、イントロ以降はピアノソロ用アレンジになってしまうため、オリジナルのようにギターを弾くことはできません。
日本、アメリカでも何冊かエアサプライの楽譜は出版されていましたが、すべて絶版になってしまったので、現在ではこの楽譜が唯一入手可能な楽譜です。ちなみに日本では、採譜精度はすごく低いものでしたがバンドスコアも出版されていました。絶版となった楽譜は現在は入手は難しいですが、稀にはオークションで出品されているようです。どうしても入手したい方はオークションをチェックされると良いかと思います。
エア・サプライ/30thアニヴァーサリー・ライヴ [DVD]
知っている人は知っている、知らない人は知らないエアサプライ。オーストラリア出身のグループで当時はバンドとして
大人数で編成されていました。今は作曲もできるこの二人のデュオって感じなのでしょうね。
内容は、カナダで収録した内容を綴っています。ちなみに、このDVDに収録されいる「シーサイドラブ」「さよならロンリー・ラブ」
などは、i-Tunesの動画として1曲あたり、●●●円として販売されているので、エアサプライのファンである私は、この
DVDを買った方が、絶対お得だ!と思い購入しました。
DVD一見して、お二人が「よい歳を重ねたな」と感じました。
冒頭で申し上げたように、知っている人にとっては、懐かしい気持ちいっぱいで見れるでしょう。当時、「ペパー
ミント・サウンド」とさわやかな空気をイメージさせるメロディで人気を博しました。また同時に、
恋愛の切なさや恋をする素晴しさを語る歌詞と旋律に「エーオーアール(Audio-Oriented Rock)という
ジャンルの代表格バンドとしてシカゴやTOTO、クリストファクロスなどと一世を風靡しました。
最後になりますが、知らない人も、その音楽性にふれると、「良さ」について
知る事ができるでしょう。