KEIAN HIS RADEON HD5450 Silence 512MB DDR3 PCI H545H512P
デスクトップXPでCAD操作に17"では狭いと感じていたので、最近格安になった大型液晶に替えようと近くのPCショップを訪ねたら「PCIのGraphicBoardはもうない」と言われて購入しました。24"と従来の17"を並べて快適です。DVD-Iコネクタ固定用StudがPC側スロットに干渉して固定できなかったので、PC側をやすりで拡大して取り付けました。金属粉がたくさん発生して心配しましたが、掃除機で吸い取って大丈夫でした。
●FS2004から乗り換えました。2008/9の最新エディションです。世界中の24000の空港に発着できるというぶっ飛びまくった2004の基本的な機能はすべて持っている上、決定的な違いは、シーナリー(風景)がかなりリアルになった事。アニメが強化され、キリンも象も歩いてます。航空機のコックピットなんぞは殆ど感動的です。それと、航空機の合成音声の警報関係がほとんど実機そのものになりました。あまり早く降りすぎると sink-rate (降下早すぎるぞ)とか言いますし、低すぎるとちゃんと pull-up!(機首上げろー)と叫んでくれます。いやーリアル。うるさいけど。
●「ミッション(ドラマ風筋書き付航空訓練)」で、色々な航空機に乗れる
とりあえず飛んでみたい人は、ハンググライダーみたいなめちゃくちゃシンプルな飛行機が「ミッション」ページで用意されていて、ほとんど何も考えずに離着陸できます。「これが空の世界か」と驚くでしょう
ただしこのミッション、イージーからエキスパートまで難易度設定してありますが、内容が比例してません。イージーでも山間地着陸とかむっちゃ難しいのがありますし、エキスパートでも爆発油田の救助なんて割とかんたんなものがあります。あまり目安にはしなくていいでしょう。
あと、ミッションでは、2004になかった操縦操作確認系とコール(点呼)もリアルです。
離陸チェックリストの確認→離陸時コールサイン(「離陸速度!」とかね)→着陸時チェックリスト確認、など、もうほとんどそのまま実機のシミュレータに移行できそう、という高度さです。すごいです。
●「戦闘機」に乗れる
で、私がFSXゴールドエディションに乗り換えたもうひとつの理由は、ジェット戦闘機が入っているんですね。F18ホーネットですが、戦闘機のコックピットは基本的に旅客機と全く違っていて、HUD(ヘッドアップディスプレイ)と呼ばれるガラスに投影されたホログラフを見て操縦します。これがたまらんですね。それからスピードの違い。これはもう決定的です。「アフターバーナー」という機能を使うとマッハ1まであっという間。(ただし実機でやったら民間人は失神します)失敗しても死ななくて済み、戦闘機でも失神せずに楽しめる、なんとすばらしいソフトでしょう。
●ただ一つ、致命的なバグが・・・
自分の飛行記録がビデオで見られる「リプレイ」という機能があるのですが、横から見るモードにすると画像が「3歩進んで2歩下がる」(左右にがくがくブレて動く)とんでもない再生に。
これは2004にはなかった。着陸シーンがまともに見られません。残念!
●まったく初めて航空機シミュレーションソフトをされる方へ
航空機には車のようにハンドルやアクセルやブレーキに相当するレバー類がついています。このソフトは実機の反応をかなり再現した、シビアなコントロールが楽しめるものなので、パソコンのキーボードで操作するのはかなり厳しいです。これらのレバーを一役でこなす「ジョイスティック」という部品が売られていますので、まずこれを買ってください。そうすれば最低限の航空機の操作は簡単にできるようになります。
●「着陸ができない」とお悩みのビギナーの方へ
1.着陸する前に、高度を確認します。
空港には着陸するための空域、というのがあり、高度2000ft(700m)が目安です。
空港20マイルまでに2000ftまで降下しましょう。降下中はエンジンはアイドリングです。
2.航空機も基本的に車と一緒で、止まる(着陸する)前には減速します。アクセルを緩めるわけですね。滑走路直前での安全スピードは戦闘機も旅客機も大体130−140ノットとなります。(プロペラ機はもっと遅く、65ノット−75ノット)ですので、例えば時速250ノットで飛んでいた場合、まず20マイル手前ぐらいでフラップを出して減速すると同時にエンジン出力をアイドリングまで下げ、180ノット程度まで速度を落とします。滑走路数マイル手前でフラップを完全に下ろし、140ノット前後に減速。若干出力を戻します。このとき、滑走路の横についている紅白のランプ(VASI)が赤2白2で半々についていたら降下角度がどんぴしゃということです。いよいよ滑走路に入ったら、スロットルを完全に下げ、できるだけ長く滞空して機首を少々上げます。(フレアと呼ばれる)いよいよ接地したら、前輪をゆっくり接地させます。これが大事で、747クラスで前輪を急に接地するとクラッシュしますのでご注意を。
●実機パイロットの意見について
実機パイロットの中には、実機の動態により近く、IFRに適しているソフトは「X-Plane」だという指摘がある。確かに、FSXはトリムがとりにくいなど、欠点もあるが、グラフィックその他エンタテイメント性という点で勝っていると思われる。私は当面X-Planeの導入は考えていない。
PowerDVD 12 Ultra アップグレード版 [ダウンロード]
恐らく、ある程度の改良はなされたのかと・・・。
(6月現在最新のVerは12.0.1618.54となります。)
と言うのも、幸い私の環境ではレビューで酷評されている
もっとも心配される不具合(セットアップ時のトラブルや、
市販のBDやDVDが再生できない等)は発生しなかったので。
ちなみに利用環境は以下の通りです。
OS:Windows XP Pro SP3
CPU:Intel CPU Core i5-2400@3.1GHz 6M
GPU:nVIDIA GeForce GT440(1GB DDR3 PCI-E RGB DVI HDMI オーバークロック GV-N440D3-1GI)
メモリ:PC3-10600(DDR3-1333) 4GB (2GB x 2枚組)
MB:GIGABYTE GA-Z77-D3H
HDD:WDC WD10EALX-009BA0 1TB
BDD:HL-DT-ST BD-RE BH10NS38
ただ残念ながら、他の方のレビューにあるように
なぜかHDD内に保存している動画ファイルの再生時だけ
不具合を起こすことが修正されていません。
あと、プレイリストの編集ができない。
上記2点の改良を望み星は4つです。
なお、あくまでXP環境下のレビューであることをご承知下さい。