Steve Mcqueen
発売されてすぐに友だちから「聴けば聴くほどよさが出てくる、スルメのようなアルバム」と薦められて聴きました。ちなみにアナログ盤でした。プロデュースがトーマス・ドルビーなので先入観がありましたが裏切られたカンジでした・・・というかいい意味でドルビー色が盛り込まれていて「ナローでメロー」なサウンドでたちまちプリファブ・スプラウトの虜に・・・・未だに車の中で時々聴いている自分にとって不朽の名盤です。特にウェンディのエンジェル・ヴォイスが心洗われます。ウェンディのボーカルが印象的な「アペタイト」がこのアルバムの中で一番です。
Life of Surprises: Best of [VHS] [Import]
これは英国耽美派ポップバンドの足跡を辿る感動的な音絵巻である。大学生の頃、2)love breaks downを聴いた時に、言葉がでなかった、かわりに涙が溢れた。そう、誠実で謙虚なパディーの性格がもろに出ている楽曲。青春の挫折と希望を見事な歌詞にのせて歌う。安直なセックスに走っているあなたには厳しい一撃になる歌詞をこいつはひとひねり加えて歌っている。たしか.大学生の時に彼等のアルバムをジャケの美しさにひかれて買った記憶があり、今回のもスティーヴマックィーンみたいなんで感動である。ある音楽雑誌のインタビューでパディーはこう答えていたね、「自分は曲を書いても書いても全然満足できないし自信がないらしい、そしていい曲が書けないんじゃないかという恐怖心にいつも悩まされているのだと、だから自分がもっともっとうまく曲をかけるようにがんばるんだと=己を磨くのだと」こんだけのものを書く人物の発言だぜ、びびるよ。そういう真摯な態度で曲に接するパディーがそのまま出ているベスト盤である。ヒットチャートには顔を出さないだろうが、いいものはいいのだ。このアルバムはおれの心のキャンヴァスに鮮やかな色を残してくれた宝物なのだ。ラングレーパークからの挨拶状のジャケの彼等のりりしい笑顔はいまでも脳裏に焼き付いて離れないのだ。そう人生とは驚きの連続なのだ。これを聴かなければ一生後悔するのではないか。
Steve Mcqueen
85年の発表当時から愛聴してます。聴けば聴くほど、味の出てくるアルバム。確かこの年には来日して、ライブも行いましたが、このアルバムからもたくさんやってくれて、レコードと同じ音を聴かせてくれたっていう思い出があります。ライブでもそうだったんですが、"Moving the River" は本当にかっこいい。あ、そうそう、このアルバムにはPrefabの定番曲 "When Love Breaks Down" も入ってるよ。
ブリティッシュ・ロック全盛期の94年、イギリス物のコンピレーションアルバムに入っていて知った名前。「PREFAB SPROUT」。曲は「WHEN LOVE BREAKS DOWN」。その頃は、ただ単に「綺麗な曲だなあ」という感想しかなかったのですが・・・・・・。
年を追うごとに深く、新しい感動を感じられるアルバムですね。ポップスとか、ロックとかうまくジャンル分けの出来ないバンドです。アルバム全体が天体観測のイメージ。
Prefab Sprout (Original Album Classics)
なにしろ単品で入手困難な状況にあるアンドロメダハイツが手にはいるのだから。
そして、一応紙ジャケット。いずれ出るかもしれないけれど、
いまいま出る予感がなさそうなプリファブだけに、買って損はない、
しかし、
2点ほど難儀、ありです。
その点ふまえてご検討されたし。
まず、見ればわかることだが、スティーヴマックイ〜ンがなぜか入っていない。
このあたりの意図がよくわからん。
さらには、この紙ジャケもどき、あまり期待してはいけないのである。
何しろ、「背」がない。どうでもいいことだが、あの「背」の細い部分に、例えばストーンズブラック&ブルーのミックの目玉なんかがいい例だが、
そこがあっての紙ジャケと言いたい。たしかに白地すっきりタイトルのみのやつも多いけど、それはそれです。なんか、うち袋も入っていないし、
ちょっと寂しい仕上がりでした。
まあ内容は、ご存じのものばっかですから、心配いりません。それが1枚あたり500円なんだから、文句を言っちゃいけないか?