S・セキルバーグ関暁夫の都市伝説3
1、2と読んでるので、3は発売初日に買いました!
もともと弟が漫画のシリーズを読んでいたのに影響されたんですけど。
1弾でハマったんですけど、2弾はちょっと難しくて……。
今回の3弾は、1と2の中間くらいでちょうど良かったです。
楽しいのもあるし、難しいのもあるし。
エヴァ好きの私としては……これ以上話すとネタバレしちゃうのでやめておきますw
NHK大河ドラマ 江 姫たちの戦国 完全版 DVD-BOX 第壱集
NHKの大河ドラマは、玉石混合があって、優れた作品もあれば、単発のドラマよりも存在感の薄いのもある。
今年の大河ドラマは、いろんな特色があるが7歳からの出演に、あえてうら若い女優を当てたことだろう。
主人公の成長に従って、少女や娘役の俳優さんが変わるのは一種段差があったが、今回はそういった段差が無くて
はしゃいでいる少女から、ドギマギしながら結婚する多感な娘さんを委ねたのも、すべては俳優さんを信じたからだと思います。
それでも口さがない人たちは、別の番組の主人公にしか見えないと言いますが。一つの作品に一人の生涯を演じる俳優さんに対して「不謹慎」極まりないと言えます。何と言いますか、認識力を疑います。
まあ、俳優さんの名前しか解らないし、興味もないのでしょうが。
それに対して、演じる俳優さんたちは真剣勝負です。
家康役の俳優さんが、今の自分の肉体と感性を持って脚本を具現化するのが自分の役割といっています。
歴史は、いろんな資料があります。その時代のもの。後の時代に書かれたもの。敵対者の記録。賛美する立場の人から見た歴史。
しかし、実際に事態を見届けた本人が今ここにいて、証言するのでない限り、事件と事件の間は何か起こったのでしょう。
コメディにあっても、シリアスにあっても。実際には、受け取る人がそれぞれに想像をすればいいことです。
それに、今回の大河は「女性の目線」から描かれる安土桃山時代なのです。 ほとんどの女性は被害者で、何ら運命を握ることのできない、いいように権力者や男のエゴに翻弄されたのです。
自分の今までの認識からしてかけ離れているというので、それを拒絶するのは、ひょっとしてこういう展開だったかもしれないという「認識の幅」を狭めるものです。
秀吉も小田原攻略時に、愛妻の淀やおねに山のような手紙を書いていることも現代の私たちは知っています。歴史の教科書に載っている以上に様々な面が未だに、歴史の闇の中に埋もれているのです。
織田信長という武将も、冷血な破壊者。時代の遙か向こうを見渡す合理主義者。という常識以外に、秀吉の奥方に、いたわりのこもった手紙を書いたことでも有名です。
だから、今回の豊川さん信長が、江を可愛がり、夢を託すシーンがあるこの起・承・・は何度見てもいいと思います。