新造人間キャシャーン COMPLETE DVD-BOX ~ALL EPISODES OF CASSHERN~
同メーカーから発売されている「サスケ」もですが、最初にBOXを出しておいて後から廉価版を出すという最初に購入した消費者をまるで蔑ろにする商法がお得意のようですね。
内容に殆んど差異がないなら最初から廉価版でリリースして欲しいです。
作品自体は素晴らしく、当時同時期に放映していたタツノコもう一方の雄「ガッチャマン」とクラスで人気を二分しており私はキャシャーン派でした。
むしろこちらの方が作品世界がリアルなテーマで人類への警鐘と言うかメッセージ性があり、その骨太なストーリーに惹かれて観てました。
菊池氏の劇伴が決して人間には戻れないまた、いつ果てるとも知れない闘いの虚しさ主人公の苦悩等、作品に奥行きを持たせていてまた素晴らしいのです。
作品自体には何の不満もありませんが、メーカーの売り方に賛同出来ないので星1個マイナスで。
昆虫物語 新みなしごハッチ DVD-BOX
ハッチといえば、誰しもママを探す話しを思い浮かべます。
僕もそうでしたし、続編があったことはすっかり忘れていました。
多分見たことはないだろうなと思いながら見だしたら、思い出しました。
歌も口から出てきます!
第一作が余りに有名ですっかり隠れていますが本作だけで見たらなかなかの名作です。
ただ残念なことがひとつ。
色がかなり薄いんです。
くたびれたフィルムを見ているよう・・というかくたびれたフィルムからおこしたまんまなんでしょう。
有名になればいつかデジタル処理をされて甦ることでしょう。
今はこれしかないんで我慢します。
科学忍者隊ガッチャマン VOL.11 [DVD]
「第39話/人喰い花ジゴキラー前編」「第40話/人喰い花ジゴキラー後編」「第41話/殺人ミュージック」「第42話/大脱走トリック作戦」の4話を収録。番組開始後1/3が過ぎた時点での、群を抜いて楽しめる1枚。
特にジゴキラー前後編はイチオシ名作のひとつ。なぜか女性ばかりを狙い命を奪う巨大な食肉植物ジゴキラー。人類誕生のはるか以前から地球上に生息していたと考えられる謎の人喰い花がジュンを襲う。ジュンの生死も確認できないまま、1000万市民の使用するマンモス貯水池に群生したジゴキラーを焼き払う忍者隊。1000万市民のために仲間を犠牲にする事を迫られる忍者隊のメンバーたち。健の脳裏に浮かんでは消えてゆくジュンの笑顔と健を呼ぶ声・・・。
忍者隊の仲間として以上の感情を健がジュンに対して抱いているという確信、そしてそれを必死に抑え忍者隊のリーダーとして行動しようと苦しむ健の姿。ガッチャマンという作品の醍醐味は、まさにこういう抑制のきいた主人公たちの心理描写にこそあるのだと実感する。
レッドインパルスからの厳しい言葉、ジゴキラーの秘密、ジュンと甚平の深い兄弟愛、竜の健に対する穏やかで一生懸命な励まし、そして無事だったジュンに健は・・・・後編の最後の瞬間までひきつけられて目が離せない。見逃せない作品。
42話/大脱走トリック作戦もなかなかスピーディーで変わったストーリー展開。太平洋の荒波に浮かぶジンジン刑務所はサンフランシスコ沖のアルカトラズ刑務所を、囚人のリーダー格アレ・カポンは実在の人物アル・カポネを連想させる。おもしろいのは健の変装と、ギャラクター輸送機に偽装されたゴッドフェニックスのヘンな外観。トリックを駆使してギャラクターをだまそうという作戦のため、集中して見ていないとどういう展開になっているのかわからなくなるので要注意。
41話/殺人ミュージックは、とりたてて見るべきポイントもない。急ごしらえで作成されたストーリーという印象もある。登場するデーモン5は、当時人気爆発中だったジャクソン5やフィンガー5からヒントを得たものか・・・・。
どの作品も、のちのちのストーリー全体には影響を与えない単発モノ。
新造人間キャシャーン COMPLETE DVD-BOX ~ALL EPISODES OF CASSHERN
『たった一つの命を捨てて生まれ変わった不死身の体。鉄の悪魔をたたいて砕く。キャシャーンがやらねば誰がやる。』のナレーションで始まります。これがかっこよかった。
キャシャーンは3通りに変身するフレンダー(飼い犬だった)、特殊な銃を持つ少女ルナ(めっちゃかわいい)とともに反乱ロボットのアンドロ軍団を倒す戦いのたびを続けます。
印象に残っているのは、完全無抵抗主義を貫く町での話です。ガンジーの無抵抗主義みたいですが、何しろ相手は血の通わないロボット。容赦ない攻撃の前に、『なぜ戦おうとしないんだ』と問い掛けるキャシャーン。それに住民がどう答えたかは、実際に見て確かめてください。
ちなみに、キャシャーンは額のV字型の部分に太陽電池があり、それをエネルギーに変えます。食べ物も水も必要としません。しかし、機械だということが人間に知られれば、ロボットの仲間と思われるし、アンドロ軍団も対ロボット用の武器で攻撃してくるので、彼は人間としてふるまわなければいけないし、機械だということを秘密にしています。
そんな彼に、機械ではないかと疑われ、りんごを食べて見せるというエピソードがあります。『人間ではない』という現実を今更のように突きつけられて傷つくキャシャーンなのでした。
チャンピオン太〔完全版〕 【1】 (マンガショップシリーズ (48))
プレレスファンの一人としてまさか「チャンピオン太」が刊行されるとは思ってもいなかったので喜んでいます。以前から読みたったのですが連載されていた少年マガジンを買っていくのはお金がかかりすぎるので大変嬉しいです。